同じことをしていても自分だけ怒られたり、注意されることはありませんか?

そういう機会が多いと、「どうして自分だけが?」と疑問に思うかもしれません。

特に、理不尽な理由で怒ってくる人は、自分を守るために寄せ付けないよう対応することも大切です。

怒られやすい人の特徴と対処法について解説します。

怒られやすい人の特徴

自分の意見を言えない

注意

気が弱く言いたいことを言えない、人から嫌われたくない気持ちがある人は、人から嫌なことをされても黙ってしまいがちです。

本当は「自分だけ言われるのはおかしい」と思ってはいるのですが、嫌われたくない気持ちから黙り込んだり、「わかりました」と相手の言うことに従ってしまいます。


その状態が続くと「この人は怒っても何も反抗してこない」と思われやすくなってしまいます。

包容力がある

包容力がある人は、相手の思いを受け入れる優しさを持っているので、それに甘えて八つ当たりする人を寄せ付けてしまうことがあります。

そして自分の意見を言えない人と同じように、「この人には何をしてもいい」と思われてしまうようになり、相手に依存されてしまいがちです。

自信がない

悩む女性

自信がなくおどおどしている人は、力が弱そうと思われるので、人からなめられやすく、理不尽な目にあいやすいところがあります。

また、理不尽に怒られたときも「自分にも悪いところがあったのかも」と考えてしまうので言い返すことができません。

声・動作が大きい

声が大きい人、動作が大きい人などは目立つので、うるさいと注意されやすくなります。


動作が大きい人とは、足音がドスドスとうるさい、引き出しを乱暴に開け閉めする、貧乏ゆすりの癖がある人などです。

生意気

指摘する男性

怒られたり、注意されたときに文句を言い返す、反省しない人は、「生意気だ」と思われて目を付けられやすい特徴があります。


目を付けられている分怒られやすくなりますが、生意気な人もその度に言い返すので、喧嘩しやすい性格でもあります。

自分だけ怒られたときの対処法

嫌われても良いと思う

特定の人にだけ怒る、注意する人は、どういう理由であれ人によって態度を変えている、つまり差別しているとも言えます。

人を差別するような人にまで、好かれたいと思う必要があるでしょうか。

そういう人には嫌われてもいいと思って、「私にだけ怒るのはおかしいです」のように、そのとき感じた自分の気持ちを、思い切って言ってみましょう。

相手に理由を聞く

例えば、皆がしていることで自分だけ注意されたときは、「皆もやっているのに、何で私だけ注意するんですか?」と聞いてみましょう。

「自分だけ怒られるのは不公平だ」と伝えると、わざとあなただけをターゲットにしているなら、それ以降は何も言ってこなくなるかもしれません。

弱いものに八つ当たりする人は、はっきり意見を言ってくる人が苦手だからです。


ただし、マナー違反で注意されたときなど、自分が明らかに悪いことをして怒られたときは素直に反省しましょう。

言い方を指摘する

自分にだけきついことを言ってくる人には、「言っていることには納得できますが、そういう言い方は良くないと思います」と言ってみましょう。

何か言われる度に「感情的に話されると、何を言いたいのかよく分かりません」「もっと静かに話してくれませんか」のように、相手の態度について指摘し続けていると、面倒な人だと思われて、相手の方から近寄らなくなるか、態度を改めてくれるかもしれません。

無表情でいる

怒られたときに、悲しい顔になったり、おどおどした態度を見せてしまうと、相手は自分の立場が上であるかのような勘違いをします。

そこで、無表情でじっと相手の話を聞くことを意識してみてください。態度を変えないことで、「あなたに何を言われても、私は変わりません」と意思表示できます。

そして、相手の言っていることに納得できれば素直に謝り、理不尽だと思えばその気持ちを伝えましょう。

自分と相手の気持ちを混同しない

「自分だけ色々言われるのは理不尽です」と言ったときに、相手が「あなたを見込んでいるから注意するんだ」のように言ってくることがあります。

ですが、それは相手が勝手に抱いている期待であって、それに応えるか応えないかは、あなたが決めることです。

また、相手が本気であなたに期待をかけているとも限りません。建前で言っているのであって、単なる八つ当たりの場合もあります。

面倒見が良く思いやりがある人なら、本心かもしれませんが、そうでない場合はただの八つ当たりの可能性が高いので、言われたことを真に受けないようにしましょう。

納得できることは聞き入れる

理不尽に怒られたと感じても、その言葉が納得できるものであれば素直に聞き入れることも大切です。

例えば「物音がいつもうるさい」と注意されるなら、乱暴に物を扱わないように気を付ければ、次第に注意されなくなっていくでしょう。

言われたことを二度と繰り返さないようにすれば、怒られる回数は減っていくはずです。

まとめ

怒られやすい人の特徴
  • 自分の意見を言えない
  • 包容力がある
  • 自信がない
  • 声・動作が大きい
  • 生意気
自分だけ怒られたときの対処法
  • 嫌われても良いと思う
  • 相手に理由を聞く
  • 言い方を指摘する
  • 無表情でいる
  • 自分と相手の気持ちを混同しない
  • 納得できることは聞き入れる