何をやっても成功しやすい人・失敗しやすい人の違いは何だろうと思ったことはありませんか?
運を味方につける人とそうでない人の違いは、生まれ持った特殊なものではなく、普段の心がけ、行動の違いが原因かもしれません。
強運の持ち主に共通する特徴や、運を味方につけるための心がけについて解説します。
強運とは?
強運の持ち主とは、窮地に立たされても自分の能力や周囲に助けられて乗り切る人のことです。
周囲とは他人、動物、気候、土地、時間など自分以外のあらゆるものを指しますが、それらに助けられる人は生まれ持って運が良いのかといえば、そうではない場合もあります。
いざというとき運に助けられやすい人ほど、日常的に運を引き寄せる心がけができている特徴があります。
強運の持ち主が自然にできている心がけとは何なのか、運を呼び込む、味方につける人の特徴について解説します。
強運の持ち主の特徴
行動力がある
何かやりたいことがあっても、「自分には才能がないから」「きっと長続きしないだろうから」のように理由付けをして、行動を起こさない人がいます。
一方、強運の持ち主は好奇心旺盛で、自分のやりたいことをすぐ始める行動力があります。行動が早い分、ビジネスでは先行者利益を得やすいメリットもあるでしょう。
また、一度始めたことを長く続ける、失敗しても諦めない粘り強さを持っている人ほど、何事も成功しやすくなります。
自信がある
色々と理由付けして行動しない人は自信がなく、「自分には成功できる力がない」と思い込んでいます。
運を掴む人は、できない理由を考えるよりも、「まずはやってみないと分からない」と考えるので、とにかく行動を起こします。
また、自信がない人は他人と比べて優越感を感じる、嫉妬するなど負の感情を抱きやすく、周囲に振り回されやすいですが、自信のある人は「自分は自分」と考えているので、周囲に流されず自分のやりたいことに集中できます。
目標を持っている
チャンスは誰にでも訪れますが、それに気が付かなかったり、気がついても自信がなく、尻込みして運を逃してしまう人がいます。
普段から目標を持って行動している人は、チャンスがやってきたときにすぐ気づいたり、準備ができている状態なので、そのまま成功への流れに乗ることができます。ポジティブ
自分が追い込まれたときに「どうしよう」と不安やパニックに捉われてしまう人は、運を味方にできません。また、あせって行動することで更に悪い方向へ行ってしまう原因にもなります。
ピンチになっても「これはチャンスだ」「とにかく、今できることをやろう」と前向きに考えて行動できる人は、自らの力で悪いことも良い方向へ変える力を持っていますが、そういう人にこそ運も向いてくるようになります。人や物を大切にする
身の周りの人や物を大切にできない人は、縁を自分で切っている状態になるので、運が巡ってきません。
他人を大切にできなければ人は自分から離れていき、物を壊せば新しいものを買い直すことになり、無駄な出費としてお金が流れていきます。
普段から自分の周りの人を大切にする、物を丁寧に扱う人はその反対になるので、縁を引き寄せて運が巡ってくるようになります。人を助ける
「情けは人の為ならず」と言いますが、困っている人を助けられる人は、人から感謝されて自分も助けられやすくなります。
自分さえ良ければいいと考えている人は損をしないように思われがちですが、自己中心的で普段から勝手なことをしている人は、人からも助けてもらえません。
客観的に判断できる
自分中心の考え方が癖になっていると、周囲の状況をよく見れず、更に悪い方向へ進んでしまうこともあります。
普段から周りの状況をよく見ている人ほど、悪い状況になってきたと思ったらすぐに対応したり、その場から早く離れることができるので、トラブルに巻き込まれるのを避けられます。謙虚である
自分が失敗したときに言い訳したり、反省できない人は運を逃します。言い訳は自分の悪いところを見て見ぬふりをする行為であり、反省できない人は自分の悪いところにいつまでも気づきません。
そういう人は人間的にいつまでも成長せず、運にも見離され、運が巡ってきても気づきません。
失敗したときに「自分はいつも、こういうところが悪い」と思い直そうとする人は、前向きなので運が巡ってくるだけでなく、同じ失敗を繰り返さないので、自分で不幸を避けることができます。執着しない
嫌なことがあるとずるずると引きずったり、いつまでも過去の成功にしがみついて行動を変えようとしない人は、運を逃します。
気持ちの切り替えが遅い人ほど、悪い状態の運をいつまでも抱えていることになるので、運気の流れが変わらないからです。
強運の持ち主は気持ちの切り替えが早く、嫌なことは別のことをして忘れる、状況が悪くなったら今までのやり方はやめて、新しい方法に変えるなど行動を変えます。
自分の態度・状態を変えていくことで運気も変わり、新しい可能性が開けてくるようになります。
笑顔が多い・ユーモアがある
自分に嫌なことが起きたとき、「どうしてこんな目にあうんだ」と嘆いたままでいると、嫌な状態をずっと引きずっていることになります。
不幸を笑い飛ばす、滑稽な笑い話にしてしまうなど、不幸を不幸と思わないユーモアのある人は、自分も周りも笑顔にできる力を持っており、人や運を引き寄せます。期待しない
期待は叶わなかったときに、不満や悲しみなど負の感情を引き起こします。
最初から期待しない人は、物事が良い方向に向かえば喜び、悪い方向に向かっても最初から期待していないので、負の感情が出てきません。
悪いことが起きても期待がない分、負の感情を引きずることがない、あらかじめ対策を考えているので対処できるなど、それ以上悪い方向へ行かないよう行動できます。好奇心旺盛
いつも同じような日常を送っている人は、良いことも起こらなければ悪いことも起こらないというように、あまり運気の流れが変わりません。
好奇心旺盛で、新しいことに関心を持ったり、やってみたいとチャレンジする人は運の流れも変わり、そこから未来も変わってきます。
更に、好奇心がある人は興味があることを楽しんでやるので、努力が続きやすく運が向いてきやすい、成功しやすいのも特徴です。
波乱万丈
強運の持ち主は良いことばかりかというと、そうではないこともあります。
苦労続き、大きな災難に見舞われても前向きに生きてきたからこそ、後に運が向いてくることもあります。
「幸・不幸はプラスマイナスゼロ」という考え方があるように、今まで苦労してきた分、バネが跳ね返るように大きな幸福となって返ってくることがあります。運を味方につけるための方法
自分には無理だと思わない
何かしようとするときに、最初から「自分には無理だ」と思うより「自分にもできるかもしれない」と前向きに考えてみてください。
意識を前向きにすることで「やってみようかな」という気分になり、行動に移しやすくなります。
また、最初からハードルを高く設定せず、「少しやってみよう」くらいの気持ちで始める方が、気軽に行動しやすくなります。
努力を続けてチャンスが巡ってきたときも、自信がないと諦めるのではなく、「自分にも運が巡ってきた」と思って、そのチャンスを掴んでください。
感謝する習慣をつける
身の周りの人や物を雑に扱っていると、自分も同じ扱いを受けるようになります。
人に何かしてもらったらお礼を言う、物を使い終わったら「ありがとう」と伝えるなど、自分の身の周りの人や物に感謝する意識が大切です。人助けする
小さなことでも意識的に人助けすることで、自分が困ったときにも人から助けられやすくなります。
人は「何かしてもらったらお返ししたい(返報性の法則)」という気持ちが起こるからです。
ただ、最初から恩返しを期待する気持ちがあるとそれが相手にも伝わってしまうので、「困ったときはお互いさま」という気持ちが大切です。世間に目を向ける
世間の様々な情報を取り入れて、見聞を広めましょう。新しいものを吸収していくことで、自分の将来の選択肢が増えていきます。
情報収集していく中で、興味を持ったこと、良いと思ったことは自分でやってみる、生活に取り入れてみるなど実践していくことで、考え方や行動が変わっていきます。
また、普段から身の周りをよく見ていれば状況の良い・悪いが客観的に分かってくるので、危険な場所から離れたり、対策をすぐに考えられるメリットがあります。
冷静さを意識する
嫌な目にあったときに悲観的になったりパニックを起こすのでなく、今の自分に何ができるか考える習慣をつけることで、冷静に物事を判断できるようになります。
冷静であればあるほど物事を的確に見られるので、「大きな問題だと思っていたが、よく考えればすぐ解決できそうだ」と解決策がすぐ出てきたり、「これくらい心配はない」と笑い飛ばせたりと、前向きな気持ちを持ちやすくなります。
失敗を反省する
「自分は悪くない」と頑なに思っていると、同じ失敗を繰り返したり、また同じようなことが起こるなど、堂々巡りの状況に陥ることがあります。
失敗したときに、素直に「自分が間違っていた」と反省することで、その悪循環から抜け出せます。そして同じ失敗を繰り返さない、その先に進むことができるなど、新たな道が開けてくるようになります。過去に執着しない
過去に起きたことは、良いことであっても悪いことであっても、既に過去の出来事です。
今の状況が悪くなっているときは、今の自分に合っていない考え方をしていることのサインでもあります。
「嫌なことはそろそろ忘れて行動を起こすとき」「思い切って別のやり方に変えるとき」など、変わるときに差し掛かろうとしているサインなので、過去に執着せず計画を考え直す、新しく行動を起こすなど、今までとは別の行動を取ってみてください。期待しない
期待は信頼があるからこそ生まれるものですが、それが叶わなかったときに不満を言ったり、怒ってしまうと親鸞関係が崩れるなど、かえって悪い状況になってしまいます。
また、期待をかけることは良いイメージに思われがちですが、言い換えれば何かに執着する気持ちです。
執着を持たない、つまり期待しなければ、余計な負の感情を抱くことがなくなります。
とはいえ、どうしても期待する気持ちは出てしまうときもあると思います。
そういうときは過度に期待をかけるのでなく、「叶ったら良いな」くらいの気持ちで留めておくのがちょうど良いと思います。
自分・人間関係を見直す
悪口・愚痴が多い、嫉妬深いなど、一緒にいて負の感情を感じる人とはなるべく離れた方が良いでしょう。
また、自分にそうしたところがあるときも、直すように意識してみてください。自分が変われば付き合う人も変わっていきます。
一緒にいて、穏やかで明るい気持ちになれる人、前向きな気持ちになれる人に自分がなるように心がけていれば、周囲にもそうした人が集まってくるようになります。まとめ
- 行動力がある
- 自信がある
- 目標を持っている
- ポジティブ
- 人や物を大切にする
- 人を助ける
- 客観的に判断できる
- 謙虚である
- 執着しない
- 笑顔が多い・ユーモアがある
- 期待しない
- 好奇心旺盛
- 波乱万丈
- 自分には無理だと思わない
- 感謝する習慣をつける
- 人助けする
- 世間に目を向ける
- 冷静さを意識する
- 失敗を反省する
- 過去に執着しない
- 期待しない
- 自分・人間関係を見直す