「感情が顔に出てるよ」「すぐ顔に出るから分かりやすいね」のように、人から言われたことはありませんか?
無意識に感情が顔に出てしまうと、考えていることが相手に伝わりやすいため、直したいと思っている人もいるのではないでしょうか。
感情がすぐ顔に出る人の性格の特徴や、直し方について紹介します。
感情がすぐ顔に出る人の性格と特徴
正直者
感情がすぐ顔に出る人は正直な人です。
感情をすぐ顔に出す人は笑うときは笑う、怒るときは怒るなど率直に気持ちを表します。
嘘をつけない性格なため、分かりやすい人であるとも言えます。
感情的
感情がすぐ顔に出る人は、感情的な性格です。
感情的になる人は無意識に顔に出ていることが多く、人から指摘されて気付くのが特徴です。
普段から些細なことで怒りやすいなど、感情をコントロールできない面があります。
自己中心的
感情がすぐ顔に出る人は、自己中心的な性格です。
相手がどう思うかを考えず、自分の感情を顔や態度に表します。
特にネガティブな気持ちすぐ顔に出る人は、相手の気持ちを考えない人だと思われやすいです。
言葉にするのが苦手
感情がすぐ顔に出る人は、気持ちを言葉にするのが苦手です。
コミュニケーションが苦手で我慢しやすいので、我慢できなくなったときに感情が顔に出てしまうことがあります。
あるいは言葉に出すのが苦手な自覚があるため、察してもらおうと顔に出している場合もあります。
かまってちゃん
かまってちゃんは、感情をすぐ顔に出すことがあります。
かまってちゃんは無意識より、わざと顔に出している可能性が高いです。
悲しそうな顔や困っている顔をしていれば、周りが「どうしたの?」と声を掛けてくれます。
周りの気を引くための手段として、感情を顔に出しています。
プライドが高い
プライドが高い人も、感情がすぐ顔に出ることがあります。
プライドが高い人は他人を見下し、相手が自分の感情を察してくれるものと思っていることがあります。
そのため相手が自分の気持ちに気付いてくれないとイライラするなど、すぐ顔や態度に出るのが特徴です。
感情がすぐ顔に出る人はどう思われる?
かわいい
感情がすぐ顔に出る人を、かわいいと思う人もいます。
かわいいと思う理由は、素直に感情表現するのでかわいい、喜怒哀楽が豊かでかわいいなどです。
裏表のない態度に純粋さや安心感を覚える人もいます。
嫌い
感情がすぐ顔に出る人を嫌いだと思う人もいます。
嫌われやすいのは、場面を選ばず感情を顔に出す人です。
例えば職場でやりたくない仕事を任されたときに嫌そうな顔をするなど、そうした態度を表に出す人はわがままな印象を持たれます。
感情をすぐ顔に出す人の仕事でのデメリット
嫌われる
ネガティブな感情をすぐ顔に出す人は、職場では嫌われやすくなります。
不機嫌なオーラは周囲にも伝わるので、本人だけでなく周りも不快になるからです。
そうした嫌な気を放つ人には人は、最終的に人が寄り付かなくなります。
職場で孤立することは、今後の出世にも関わってくるでしょう。上司に注意される
仕事中にすぐ感情が顔に出ることが多いなら、上司から注意される可能性があります。
職場ですぐ感情を出すのは、ビジネスマナーとしては良くないと考える人も多いです。
ただし上司の性格によっては素直で分かりやすいので、何を考えているか分からない人より良いと思う人もいるでしょう。
上司と性格が合うか、合わないかによって、仕事のやりやすさが変わってくると思います。
顧客からのクレームになる
接客業の場合、感情がすぐ顔に出ることがデメリットになることもあります。
顧客からの要望が多かったり、難しいものだった場合、険しい顔つきになったり、面倒くさそうな表情になるなどで、クレームが入る可能性があります。
特に、無意識に感情が顔に出やすい人は注意が必要です。
感情がすぐ顔に出るときの直し方
感情を堪える練習をする
感情がすぐ顔に出るのを直したいときは、感情を堪える練習をしてみましょう。
例えばお笑い番組を観て笑わない練習をしたり、イライラしても怒る気力もないというイメージで無表情になるなど、感情が湧いてきたときにトレーニングしてみましょう。
いつも我慢するとストレスになるので、余裕のあるときに意識してやるようにしてみてください。
別の動作を意識する
感情的になりやすい人は、別の動作を意識することで顔に出るのを抑えられる可能性があります。
イライラし始めたときは深呼吸する、目を瞑るなど、自分が冷静になれる動作をすると、そちらに意識を向けやすくなります。
意識の切り替えはいきなりやろうとしても難しいので、練習して習慣付けることが大切です。
言葉で説明する
感情がすぐ顔に出るのを直したいときは、言葉で説明することを意識してみましょう。
表情だけだと誤解されることもあるので、嬉しいときは嬉しい、悲しいときは悲しい気持ちを言葉にしてみてください。
表情で察してもらおうとするより、「言わなければ伝わらない」という意識でコミュニケーションを取ることが大切です。
感情を我慢し過ぎない
感情がすぐ顔に出る人は、我慢し過ぎないことも大切です。
感情がすぐ顔に出る人は、日頃から我慢が多いので、ふとしたときに我慢できず表情に出てしまうのかもしれません。
思ったことを我慢しやすい人は、ときどきは自分の気持ちを言ってみるなど、少しずつ我慢をやめてみる意識を持ってみましょう。