心配性な人は、何をするにも色々な不安を想像してしまいます。

心配性から行動できなくなり、直したいと思っている人もいるでしょう。

なぜ不安感が消えないのか、心配性な人の特徴や心理について解説します。

心配性な人の特徴

不安なことが思いつく

心配性な人が新しいことを始めるときは、まず不安なことを思い浮かべます。

「~だったらどうしよう」と想像して、すぐには行動しません。

面白そう、やってみようという興味より、安全性を重視します。

優柔不断

心配性な人は不安を想像し、それらが解決できるものでなければ行動に移しません。

慎重ともいえますが、決断が遅いと優柔不断だと思われてしまいます。

様々なアイデアを持っていたとしても、行動が遅れるとチャンスを逃してしまうことがあります。

過保護・過干渉

心配性な人は、自分だけでなく周囲の人も心配します。

トラブルが起こるのが怖いので、普段から周りの様子を気にかけています。

面倒見が良いと思われていることもありますが、行き過ぎれば過保護や過干渉となります。

何度も確認する

心配性な人は、失敗したくないので必ず確認します。

仕事のやり忘れがないか、水道や鍵の閉め忘れ、忘れ物がないかなど、何度も確認します。

ミスすることは少ないですが、確認し過ぎて行動に遅れが出てしまうことがあります。

潔癖症

心配性で汚れに神経質な人は、潔癖症になりやすいです。

部屋は常に清潔でないと気が済まない、何度も手を洗う、除菌ティッシュを持ち歩くなど、汚れることに強い不安があります。

計画的に行動する

心配性な人は思いつきで行動することが少ないです。

思いつきで行動して失敗したくないので、予定を立ててから行動します。

仕事は勿論、プライベートでも何かをするときはあらかじめ計画を立てます。

気を遣い過ぎる

心配性な人は、嫌われることを恐れて気を遣い過ぎることがあります。

「こんなことを言って嫌われないだろうか」と必要以上に空気を読もうとして顔色をうかがい、気疲れしてしまいます。

ルールを守る

心配性な人は時間やマナーをしっかり守る人です。

ルールを破ると人間関係が悪くなる、予定に遅れが出るなど心配事が増えてくるので、決まり事は守ろうとします。

心配を増やしたくないので、周りの人にもルールを必ず守るよう強要することがあります。

心配性な人の心理

嫌われたくない

人間関係の心配が多い人は、嫌われたくない気持ちが強い人です。

嫌われないために何を言えば良いか、どんな態度を取れば好かれるかを考えているので、心配が増えていきます。

束縛・コントロールしたい

人の心配ばかりする人は、相手を束縛・コントロールしたいと思っていることがあります。

相手のために心配しているようでも、実は自分のために心配している人です。

相手に変わってほしくない、自分から離れてほしくないので、心配という形で相手の行動を止めさせようとすることがあります。

コントロールしようと意識的にやる人もいますが、本人も無自覚でやっていることがあります。

完璧主義

完璧主義のために心配が尽きない人もいます。

完璧主義な人は仕事も家事も自分のやり方でないと不安になる、決まった手順でできないとやり直すなど、こだわりが強いです。

いつも通りにやらないと、何かトラブルが起こるかもしれないという予期不安が心配性となって表れます。

トラウマがある

心配性な人は、過去にトラウマ体験があるのかもしれません。

例えば潔癖症の人は、何かを汚いと感じたときの強いショックが原因になっていることがあります。

ショックから汚いものに触りたくない気持ちが強まると、汚いものに目が向くようになります。

次第に身の周りのもの全てが汚いもののように思われてくるなど、汚れに対してどんどん神経質になっていきます。

自立心が高い

心配性な人は誰にも迷惑を掛けたくないのかもしれません。

責任感が強く自分一人で考え込んでしまい、心配性になった可能性があります。

人に頼らず自分で解決しようとするので、自立心が高くなります。

人間関係

心配性な人は、身近な人の影響を受けている可能性があります。

家族や友人に心配性の人がおり、その人に影響されて心配する癖がついているのかもしれません。

身の周りに心配性な人が多い場合、無意識に影響を受けていることがあります。




心配性の直し方

制限時間を作る

心配事は想像しようと思えばきりがありません。

「悩むのは○日(○時)まで」と制限時間を決めて、その悩みが今解決できないのであれば、とりあえず行動に移してみましょう。

行動することで状況が変わり、何をすれば良いか分かることもあります。

紙に書く

心配事が多いときは、思いつく限りの不安を挙げてみましょう。

紙に書いてみると何に不安を感じているのか分かりやすくなります。

その中で解決できそうなものから取り組んで、一つずつ片付けてみましょう。

好かれようとしない

人間関係の悩みが多い人は、無意識に「誰とでも仲良くしなければならない」と思い込んでいることがあります。

そのためどんな人にも気を遣い過ぎてしまい、心配性になっていることがあります。

人間関係では、全ての人から好かれることは不可能なことです。

嫌われないよう気を遣うより、少しずつでも自分の意見を言うようにしてみましょう。

そうした方が気の合う人が周りに集まるようになり、無理に気を遣う必要がなくなります。

運動・筋トレする

漠然とした不安感は、運動不足で起こることがあります。

運動や筋トレは体を鍛えられるだけでなく、自律神経を安定させる効果もあります。

精神を安定させるセロトニンを活性化させるには、ウォーキングやヨガなどの有酸素運動が効果的です。

相談する

鍵の閉め忘れを気にし過ぎて遅刻する、肌荒れするほど手を洗うなど、生活に支障が出るときは強迫神経症の可能性があります。

発症する明確な理由は分かっていませんが、トラウマや疲労、遺伝など様々な原因があると考えられています。

自分で治すのが難しいと感じたときは、心療内科などに相談することも大切です。

心配性な人との付き合い方

無理に行動させようとしない

心配性な人がいつまでも行動しないと、イライラして注意したくなる人もいるでしょう。

しかし無理に行動させても、不安からミスやトラブルを起こす可能性があります。

心配性な人にイライラするのは、自分の思い通りに動いてくれないと思う苛立ちが原因です。

気持ちの押し付けは人間関係を悪化させるため、相手がなぜ行動できないのか話を聞くことが大切です。 

話を聞く

心配性な人が何に不安を感じているのか、話を聞いてみましょう。

不安や悩みを抱えている人は、人に話をするだけでも心が楽になる人もいます。

良い解決策がないか相談されたら自分の意見を話したり、助けられそうなことなら手伝うなど、不安を取り除く対応をしてみましょう。

メリットを話す

心配性な性格を悪いように捉えている人には、心配性のメリットを話してみましょう。

  • 心配することが多い→小さなリスクにも気付ける、想像力がある
  • なかなか行動に移せない→思慮深く慎重、計画的に行動できる

など見方によって、良いようにも悪いようにも解釈できます。

本人がネガティブに捉えていることをポジティブに褒めることで、性格を見直すきっかけになります。

個性だと考える

心配性で外出できないなど日常生活を送れない場合は別ですが、そうでないなら個性として受け入れるのも一つの考え方です。

負けず嫌い、プライドが高い、繊細、泣き上戸など、誰でも個性を持っています。

心配性な人は心配し過ぎて行動が遅れるなどデメリットはありますが、事前にミスやトラブルを防げるメリットもあります。

自分も周囲に個性を受け入れられて人間関係を築いているのだと思えば、心配性も個性の一つとして受け入れやすいのではないでしょうか。