友人が自分の悪口を言っていたなど、裏切られたと感じる目にあったことはないでしょうか。

なぜ身近な相手を裏切ってしまうのか、裏切る人の特徴や心理などを紹介します。

裏切る人の特徴

自分と他人を比べる

裏切る人は、自分と他人を比べるのが特徴です。

自分より優れている人に嫉妬するなど、人を上下関係で見るところがあります。

嫉妬している相手に裏切り行為をすることで、自分が優位に立とうとするのが特徴です。


または自分より優れている人の側にいて、自分も利益を得ようとするなど利己的な面を持っています。

損得勘定で動く

裏切る人は、損得勘定で動くのが特徴です。

自分が得をするのであれば他人を裏切ることもでき、一緒にいても得をしない人とは関わりません。


損することや、やりたくないことは全くやろうとしないので、人から嫌われやすいタイプでもあります。

八方美人

裏切る人は、八方美人なのが特徴です。

八方美人な人は誰からも嫌われたくないので、状況次第で自分の意見を変えます。


その態度で、裏切られたと感じる人もいるでしょう。

自己中心的な性格のため、コロコロ意見を変えると、他人からどう思われるかを考えていません。

色々質問してくる

裏切る人は、色々質問してくるのが特徴です。

普段から仕事やプライベートのことなど、他人のことを色々と詮索します。

そうして得た情報を使って、自分が有利になるように人間関係を築いていきます。

目を見て話さない

裏切る人は、目を見て話さないのが特徴です。

裏切る人は相手に対して罪悪感を感じている場合があり、そのときは目を見て話さないことがあります。

あるいは自分が相手を裏切ろうとしている本心を見抜かれたくない心理から、目を見て話さない場合もあります。




裏切る人の心理

嫉妬心がある

裏切る人は、相手に嫉妬心がある可能性があります。

例えば友人と思っていた人が自分の悪口を他人に言っていた場合、それは嫉妬心が原因かもしれません。

嫉妬の原因は自分より優れていると思う、自分にないものを持っているなど様々です。

嫉妬している相手を裏切ることで相手を傷つけて困らせたい、マウントを取りたいなどの心理があると考えられます。

自己優先する

裏切る人は自分の目的を果たすためなら、手段を選ばない面を持っています。

自分が有利になるためには、仲間を裏切ることもできてしまいます。

人によっては多少の罪悪感はあるかもしれませんが、それでも自分を優先してしまうのが裏切る人の特徴です。

合理的に考える

裏切る人は、合理的に考えて行動しているとも考えられます。

合理的な人は、物事を効率的に進めたり、成功させるためには、誰かと意見が違っても自分の考えを通すことがあります。


そうした冷徹な態度を取られると、裏切られたように感じる人もいます。

被害妄想がある

裏切る人は、被害妄想を抱いている可能性があります。

被害妄想が強い人は、相手から先に裏切られたと思うような出来事があったのかもしれません。

例えば独占欲が強い人が、好きな相手が自分以外の人と仲良くしているのを見た場合、裏切られたと感じる可能性があります。

「そちらが先に裏切ったので、自分もあなたを裏切る」という心理があり、自分の裏切りは仕返しだと思っているので、悪いこととは考えていません。

裏切る人への対処法

距離を置く

裏切る人が誰なのか分かっている場合は、なるべく距離を置きましょう。

裏切る人と一緒にいても、何度も裏切られたり、信用できないので相手のことを疑ってしまうなど、ストレスが溜まります。


友人や恋人などであっても、裏切ったり、嘘をつくような人の場合、自分を守るために距離を置いた方が良いと思います。

環境を変える

裏切る人と離れられない場合、環境を変えることも考えてみましょう。

例えば職場に裏切る人がいる場合、事情を話して自分か相手が異動するよう相談してみるなど、相手と距離を置く方法を考えてみてください。


状況が変わりそうにないのであれば、転職することも考えてみましょう。

裏切りをする人を雇うような職場は、人を見る目がないともいえます。

そうした環境に嫌気が差すなら、自分がステップアップするために転職することも検討してみてください。

法的手段を取る

裏切りが裏切りが法律に関わるものであれば、法的手段を取ることも考えましょう。

法に訴えることは仕返しではなく、「違法行為をされたので、通報する」という自分を守るための権利です。

法的手段を取る場合は、証拠になる物をできるだけ多く揃えておくことが大切です。


また、そのときの状況を説明できるよう、細かく記録を取っておくことをおすすめします。

裏切られたときの対処法

自分から見放す

裏切られたときに怒りや悲しみが起こるのは、それだけ相手を信頼していた証です。

「自分が相手を信じているので、相手も自分を信じてくれる」という期待が裏切られたので、ネガティブな感情が起こります。

そのため裏切る人は「その程度の人間だったんだ」と考えてみましょう。

そう考えることで、相手を突き放すような気持ちで見ることができます。

自分から相手を見放す気持ちが持てるようになると、裏切る人のことなどどうでも良いと思えるようになっていきます。

価値観が違うと考える

裏切られたときは、相手とは価値観が違うと考えてみてください。

自分が裏切られたと感じていても、相手には裏切ったつもりはない場合もあります。

しかし自分が裏切られたと感じるなら、それは相手と考え方や性格など、価値観が合わないと考えられます。


価値観の違いを受け入れられないのであれば距離を置くか、お互いの価値観について話し合う機会を作ってみましょう。

裏切り者は幸せになれないと考える

裏切る人がどうしても許せないときは、裏切り者は幸せになれないと考えてみましょう。

裏切る人は、裏切りを繰り返すことで他人から信頼されなくなります。

また類は友を呼ぶので、裏切る人は他人からも裏切られます。


裏切る人に少しでも良心の呵責があるなら、裏切った後悔や、仕返しされるのではという恐怖感が、一生心に残るでしょう。

裏切る人の末路は不安や孤独が待っているので、そうした生き方しかできない哀れな人だと思えば、怒る気持ちも静まりやすくなると思います。

自分が幸せになる

人から裏切られれば、誰でも仕返しを考えてしまうと思います。

しかし、やられたことをそのままやり返しても、人間関係が泥沼になるだけです。

裏切られたときは、自分が幸せになることが仕返しとなります。

自分が幸せになれば、裏切った相手のことなどどうでも良くなります。

自分が幸せになれば、類は友を呼ぶので、不幸を振りまくような人は自然と離れていきます。