公共の乗り物やお店などで、席が空いているのに自分の隣に座ってくる人がいないでしょうか。

なぜ他にも席はあるのに、わざわざ自分の隣に座ってくるのだろうと疑問に思ったことがあるのではと思います。

また、特定の人が自分の隣に座ってくる場合は、恋愛感情がある可能性もあります。

隣に座る人の心理や、男女別の理由などを解説します。

隣に座る人の心理

公共マナーを守るため

公共の場で他の席が空いているのに隣に座る人は、それが公共マナーだと考えている可能性があります。

例えば電車やバスなどでは、席を詰めて座るのがマナーだと思っている人もいます。

自分が端の席に座っている場合、横に座ってくる人はそうしたマナーを意識している人かもしれません。


また、お店のカウンター席で隣に座る場合も、店員の手間を減らすために詰めて座らせている可能性があります。

座る場所を特定している

隣に座る人は、最初から座る場所を決めていると考えられます。

お気に入りの席があれば、その席の隣に人が座っていても関係ないと思う人は座るでしょう。

その席は日差しが当たりにくい、風通しが良いなどの理由で、特定の席を選んでいると考えられます。

座りやすそうに見える

空いているのに隣に座る場合、その人にとって、その席が座りやすそうに見えたとも考えられます。

例えば体格が良い人であれば、最初から痩せている人の隣に座っていた方が、隣人と距離感を保ちやすくなります。


後から自分と同じように体格が良い人に隣に座られると窮屈に感じるため、あえて座っている人の隣を選んでいる可能性もあります。

寂しい・安心感がある

他の席が空いているのに隣に座る人は、寂しかったり、安心感を求めて人の隣に座っている可能性があります。

一人が嫌いな人は、人恋しさからわざわざ人の隣を選んで座ることも考えられます。

または初めて来る場所で不安感があり、とりあえず人の近くにいようと隣に座っている場合もあるでしょう。

他人に興味がない

隣に座る人は、他人に興味がないので、平気で人の隣に座るとも考えられます。

他人に興味がないので、隣に座られる側の気持ちは考えません。

「席が空いているのに、わざわざ隣に座ったら嫌だと思う人もいるだろう」とは考えない人です。

また、スマホやイヤホンで音楽を聴くなどで周囲に注意が向かず、隣に人がいてもどうでも良いと考えている場合もあります。




男性が女性の隣に座る理由

恋愛感情がある

男性が女性の隣を選んで座る場合、女性に好意があると考えられます。

隣に座れば話しかけやすくなるので、お互いの距離を縮めるチャンスだと思って隣に座っている可能性があります。


また自分が一番近くにいたい、他の男性に近寄られたくないなどの心理もあるでしょう。

アプローチしている

男性が女性の隣に座るのは、アプローチしているとも考えられます。

いつも隣を選んで座る場合「あなたが好きです」という行動のアプローチである可能性があります。


また、周囲に人がいる場合は「この人は自分のものだ」と他の男性を牽制する意味があるともいえるでしょう。

話したいことがある

男性が女性の隣に座るのは、何か伝えたいことがあるのかもしれません。

例えばシャイな男性の場合、話しかけるのは勇気がいるので、いつも隣に座ることで気にかけてもらいたいなどの理由があると考えられます。

下心がある

男性が女性の隣に座るのは、下心がある可能性があります。

前や後ろでなく、横に座るのはスキンシップが取りやすい位置です。

距離が近かったり、やたらスキンシップを取ろうとする場合は体目的とも考えられます。

女性が男性の隣に座る理由

気を許している

女性が男性の隣に座るのは、男性に気を許している状態です。

女性は男性より警戒心が強いため、席が空いていないなどの理由が無い限り、よく知らない異性の隣に座ろうとはしません。


そのため席が空いているのに、隣に座るのは信頼されている証拠といえます。

恋愛感情がある

女性が男性の隣に座る場合も、男性と同様に好意があると考えられます。

女性の場合、近くに座ることで自分の気持ちに気付いてほしい心理があると考えられます。


体調などを心配してくる女性の場合、面倒見が良いだけかもしれませんが、好きな男性が困っていることがあれば支えになりたいと考えている可能性もあります。

好きな男性の支えになることで、自分が一番の味方になり、男性から意識されたい心理があるとも考えられるでしょう。

日焼けしたくない

男性の隣に座るのは、日焼けしたくないので隣に座っているとも考えられます。

特に背が高い男性の側にいると影ができるため、影ができる方角に座ることで日除けをしている可能性があります。

男女共通の理由

安心する

異性の隣に座るのは、安心感があるからとも考えられます。

自分が安心できる人の側にいたいと思う心理は男女共通です。

話の聞き上手な人や頼りがいのある人は信頼されやすく、相談事を持ちかけられることも多いです。

恋愛感情があるかは分かりませんが、自分が安心できる、話しやすい相手が異性なだけという理由もあるでしょう。

会話が楽しい

隣に座るのは、会話が楽しいと思われているからと考えられます。

気が合うので会話しやすい、話していて面白いと思われていれば、話したいときに隣に座られる可能性は高いです。


相手から話しかけてくれるのは心を開いている証拠なので、恋愛関係に発展する可能性もあるでしょう。

落ち着かせたい

隣に座るのは、相手を落ち着かせたい心理があると考えられます。

対面で座ると相手に緊張感を与えてしまうことがあるため、気を遣って隣に座っている可能性があります。


自分と話しているときに緊張されたくない、リラックスしてほしいという心理の表れなので、恋愛感情があるとも考えられるでしょう。

偶然座っただけ

自分が気になっている異性であれば、隣に座られると意識してしまうと思います。

しかし、隣に座ったのが数回程度なら偶然座っただけとも考えられます。


隣に座る回数が多い、席が空いていても隣に座ってくるなどの場合は、好意を持たれている可能性もあるでしょう。




隣に座られるのが嫌な理由

隣に座られるのが嫌なのは、知らない人や嫌いな人に、パーソナルスペースに入られているからです。

パーソナルスペースとは、他人が自分に近づいても不快にならない範囲のことです。

好きな人や気を許している人であればパーソナルスペースに入られても気になりませんが、そうでない人が入ってくると警戒心が生まれます。


信用できない人が近くに来ると、何をされるか分からないという気持ちが、隣に座られるのが不快になる理由です。

隣に座られたくないときの対処法

席を外す

後から誰かが隣に座ってきた場合、嫌なら席を外しましょう。

特に、他の席が空いている状態でわざわざ隣に座ってくる場合、痴漢やスリなどに遭う可能性もあります。


嫌だと感じたときは座り続けるのでなく、自衛することも大切です。

場所を移動する

嫌いな人が隣に座ってきた場合は、その場を離れて別の場所に移動しましょう。

ただし、その人が座った途端に席を立つと、あからさまな態度で失礼だと思われる可能性があります。

話しかけられたくないときはトイレに行く、飲み物を買ってくる、電話してくる、仕事に戻るなどの理由を付けて席を離れましょう。

人がいるところに座る

後から隣に座られたくないときは、最初から人が座っている隣に座るのも対処法です。

自分が安心できる人の隣を選んで座れば、嫌いな人に隣に座られる心配がなくなります。


席が空いている場合は、自分の横に荷物を置いて隣に座られないようにする方法もあります。

時間をずらす

特定の時間に隣に座ってくる人がいる場合は、時間をずらすのもおすすめです。

例えば昼休憩の時間帯に隣に座られたくないときは、自分は休憩時間をずらして遅めに昼食を取るなど、時間をずらしましょう。


時間をランダムにすることで、相手に時間を特定されるのを防ぐこともできます。