自分の髪型や仕草、持ち物などを真似をしてくる人がいると、嫌な気持ちになることはありませんか?

「真似されてイライラしたくない」と思ったときには、真似する人の気持ちを知ることで受け止め方を変えることができます。

真似する人の特徴・心理や、真似されたときの対処法について解説します。

真似する人の特徴と心理

自信がない

指導者

自信のない人が真似をするのは、今の自分から目を背けて、手っ取り早く理想の人間になりたいからです。

人気者や憧れの人を真似すれば、すぐにその人になったような気分を味わえるので、その優越感を保ちたいために、見た目や仕草、持ち物などを真似てみたりします。

負けず嫌い

嫉妬したり、嫌っている相手の真似をする人がいますが、これは相手に憧れている感情を素直に表現できない性格の人です。

「自分より優れている人がいるなんて許せない」のような気持ちで相手の優れている点を受け入れられないと、それが憧れでなく嫉妬に変わります。ですが、本心では優れていると認めているため、真似して自分に取り入れようとします。

好意がある

仕草を真似る、持ち物を真似るなどは、相手に憧れや行為を抱いている場合があります。

無意識に相手と同じことをするのを「ミラーリング効果」と言い、好きな相手に対して尊敬・好意を表したり、「私はあなたの敵ではありません」と相手に伝える意味があります。

真似されたときの対処法

自分のファンだと思う

憧れる女性

真似されると不快に感じるかもしれませんが、人は嫌いなものを真似したりはしません。

真似されるということは、それだけ他人から良く思われていたり、尊敬されていることの証でもあります。

真似をしてくる人をストーカーのように感じると気分が悪くなりますが、あなたの熱烈なファンだと思い「私ってそれだけ人気者なんだな、魅力があるんだな」と自己肯定感に変えていくと、受け止め方も変わってくると思います。

真似されたくないものは見せない

持ち物や服装などを真似されるのが嫌なときは、真似してくる人には見せないようにしましょう。

相手に分からなければ真似されることはありませんし、あえて真似されても良いものを着たり持ち歩いたりしていれば、真似されるのを防げます。

オリジナリティを追及する

陶芸

創作品やファッションなどは、自分の世界観を追求していくと真似されにくくなります。

作品であれば一目見てこの人が作ったのだとすぐ分かるもの、ファッションであれば「この人が着るから、この服装や小物が引き立つ」というように、独自性が出てくると他人が真似しても同じようにはいかなくなってきます。

真似する人のことは放っておいて、あなたは「自分にしか表現できないものを考えよう」と表現性を追求していくと、真似されにくいものを生み出せるようになります。

真似は真似でしかないと思う

他人があなたそっくりになろうとして、色々な真似をしてもあなたにはなれません。

真似は誰かの姿を借りた状態でしかないので、そっくり真似ているだけでは本人の意思や魅力が感じられません。

また真似している本人も、本当の自分がどういう人間なのか分からなくなってくるデメリットがあります。

「真似はオリジナルには永遠に勝てない」と分かっていれば、真似されてもいちいちイライラする気持ちが減っていくかと思います。

まとめ

真似する人の特徴
  • 自信がない
  • 負けず嫌い
  • 好意がある
真似されたときの対処法
  • 自分のファンだと思う
  • 真似されたくないものは見せない
  • オリジナリティを追及する
  • 真似は真似でしかないと思う