友達といると気を遣い過ぎて疲れるので「もう友達なんかいらない」と思うことはないでしょうか。
自分に本当に友達が必要なのか、悩んでしまうこともあると思います。
友達はいらないと思う人の特徴や心理、面倒くさいと思ったときの対処法などを解説します。
友達がいらない人の特徴【性格・考え方】
個人主義
友達がいらない人は、自分がどうしたいのかを優先して考える人です。
「人は人、自分は自分」と思っているので、無理に他人に合わせようとはしません。
個を大切にするので、意見が合わないときも相手を否定せずに、どうすればお互いに納得できる答えが出るかを考えます。
他人に興味がない
友達がいらない人は、他人に興味がありません。
相手が話していても相槌を打つだけ、質問しないなど、意欲的に自分から話すことはしません。
友達がいらないので、あえて突き放すような態度を取っている場合もあります。
マイペース
友達がいらない人はマイペースで行動するのが特徴です。
マイペースな人にとっては、誰かに合わせて行動するのは、自分のペースを乱されるのでストレスに感じます。
一人でいた方が気楽に行動できるので、友達を作らないようにしています。
損得勘定で動く
友達がいらない人には、損得勘定で行動する人がいます。
友達は必要ないと考えているので、人情よりも損得重視で人と関わります。
性格が悪いと思われる場合もあるでしょうが、お世辞を言うことがないため、はっきりしている性格であるともいえます。集中力が高い
友達がいらない人は、集中力が高いのが特徴です。
集中力が高い人は、仕事や趣味など何かを始めると、そのことに没頭します。
一つのことに集中しているため、友達が欲しいとか、友達がいなくて寂しいと思う暇がありません。
成功者は友達が少ないといわれることがありますが、集中力の高さやストイックさが成功した理由の一つであると考えられます。
自己愛が強い・負けず嫌い
友達がいらない人は、自己愛が強く負けず嫌いです。
自分が一番でないと気が済まない人は、人と仲良くしようとするより、ライバル視するのが特徴です。
ライバルと仲良くする必要はないと考えるので、特に職場など競争を意識する場では友達は作らないでしょう。
友達がいらない人の特徴【行動・態度】
一人で行動できる
友達がいらない人は、大抵のことは一人でやります。
誰かと一緒に行動するより一人で出かけたり、分からないことはまず自分で調べるなど、単独行動が多いです。
また仕事でもプライベートでも、大抵のことは何でも一人でできてしまう器用さを持っています。
何かを決断するときも誰かに相談するより、一人で考えたり、直感で決めて行動に移します。人の目を気にしない
友達がいらない人は、一人でいることでどう思われるかを気にしません。
人の目を気にする人は「友達がいないと思われたくない」と思い、気の合わない人でも一緒にいようとします。
友達がいらない人は人からどう見られるか興味がなかったり、友達がいないのは恥ずかしいと思っていないので、一人で過ごすことができます。他人と距離を置く
友達がいらない人は、普段から人と距離を置くようなコミュニケーションを取ります。
必要最低限のことだけ話す、話すときは敬語など、一線引くような態度を取るのが特徴です。
距離を置くことで、それ以上人と親しくならないようにしたり、トラブルを避けるようにしています。
必要なことだけ話す
友達がいらない人が話すときは、必要なことだけ話します。
雑談は無駄だと思っているか、そうした話をするのは苦手なのでしないのが特徴です。
ただし雑談であっても、自分が興味のあるもの、必要だと感じたことに関してはよく話す人もいます。
友達がいらない人の心理
一人が好き・人といると疲れる
友達がいらない人は、一人が好きな人です。
一人でいるときが一番自分らしく過ごせるので、友達は必要ないと考えています。
特に、人といると自分より相手を優先してしまうなど、気を遣い過ぎてしまう人は一人でいた方が気楽だと感じます。
我慢してストレスをためるなら、最初から友達はいらないと考えて一人でいる可能性があります。
友人関係は無駄だと思っている
友人関係は無駄だと思う人も、友達はいらないと考えるでしょう。
自分一人で解決する能力が高い人は、友達がいなくてもほとんど困りません。
特に職場では、馴れ合いは必要ないと考えている人ほど事務的な接し方をします。
別の人間関係を大切にしている
友達を作らない人は、友人以外の人間関係を大切にしています。
家族や恋人と過ごす時間を大切にしているので、友達はいらないと考える人です。
友達がいたとしても、家族や恋人との予定を優先するので、疎遠になることもあります。
自分に友達はできないと思っている
友達がいらない人は、いらないのではなく、自分に友達はできないと考えている可能性があります。
例えば人付き合いが苦手な人は「自分が友達を作るなんて無理だ」と諦めていたり、人が怖いと考えていることがあります。トラウマがある
友達がいらない人は、過去に人間関係でトラウマがあるのかもしれません。
他人を信用できないので、傷つけられたり、裏切られるなら最初から友達はいらないと考えている可能性があります。
友達が面倒くさい・必要か迷ったときの対処法
本当に友達がいらないのか考える
友達がいらないのか迷ったときは、それが本心なのか考えてみましょう。
例えば「友達はいらないけど、一人は寂しい」と思うなら、本当は友達が欲しいと考えている可能性があります。
そのときはなぜ友達がいらないと思うのか、理由を考えてみてください。
例えば「人に気を遣い過ぎてしまうから」なのであれば、お互いの意思を尊重できる人と仲良くなれば、無理に相手に合わせなくても仲良くできるでしょう。
自分が友達になりたいタイプの人を紙に書いてみるなど、自分はどういう人と仲良くなれそうか考えてみてください。
友達のあり方について考える
友達付き合いが嫌で友達がいらないと思うときは、友達のあり方について見直してみましょう。
友達はいつも一緒にいるものと考えていないでしょうか。
仲は良くてもたまに会うだけ、ほとんど電話やメールで話すだけなど、人によって友人関係や距離感も様々です。
どんなに仲が良くても、距離が近すぎるとトラブルになることもあります。
友達との距離感が近過ぎると感じたときは、こちらから距離を置くなど、バランスを取ってみましょう。
友人関係を見直す
友達はいるけど、いらないのかもしれないと思うときは、今の友人関係を見直してみてください。
友達がいらないと思うのは、今仲良くしている人とは気が合わないのが原因かもしれません。
自分と友達の何が合わないのかを考えてみると、許せる範囲なら仲良くする、無理なら距離を置く、他の人とも交流してみるなど、次の選択肢が見つかりやすくなると思います。同じ友達とばかり一緒にいない
今の友達付き合いが疲れる人は、他の人とも交流してみるようにしてみましょう。
同じ友達とばかり一緒にいると、他の人に対して人見知りしやすくなったり、今の友人と本当は気が合わないことに気付かないなどのデメリットもあります。
色々な人と話してみて、気の合う人と交流すると、人付き合いが楽しいと思えるようになるかもしれません。
好きなことを始める
自分に友達はできそうにないので作らないという人は、何か好きなことを始めてみましょう。
自分の好きなものであれば共通の話題ができやすいので、コミュニケーションが苦手な人も話しやすくなります。
対面でのコミュニケーションが苦手な人は、SNSで自分の意見や好きなことを発信してみると、同じような考えを持つ人を見つけやすいと思います。
ストレスを解消する
友達がいらない、面倒くさいと感じるのは、ストレスを抱えているのが原因かもしれません。
心が疲れていると、人と一緒にいるのが煩わしくなることがあります。
友達がいらないと思うこと自体は病気ではありませんが、疲れやストレスを放置していると心の病気になる可能性もあります。
人と関わることが面倒くさいと思うときは、自分にストレスやな悩みがないか振り返ってみてください。
問題が解消されれば、友達といても楽しく過ごせるようになると思います。