人から嫌われることを気にする人もいれば、嫌われても気にしない人がいます。

嫌われたくない気持ちが強い人は、なぜ嫌われることに恐怖心がないのか疑問に思うのではないでしょうか。

嫌われても平気な人の特徴や、嫌われているのが気になるときの対処法について解説します。

嫌われても平気な人の特徴

自己肯定感が高い

嫌われても平気な人は自己肯定感が高く、自分の価値を認めています。

自分を認められているので、他人から嫌われても自分の価値観が揺らぐことはありません。

人から嫌われたり悪口を言われても、それで自分の価値が下がることはないと分かっています。

信念がある

嫌われても平気な人は、自分の価値観に基づいて生活しているなど、信念を持っています。

また普段から人の意見に流されず、自分の意思を尊重しています。

自分らしい人生を送れているなら、人からどう評価されても気にしていないのが特徴です。

意見をはっきり言う

嫌われても平気な人は、自分の意見をはっきり言います。

そのため反対派の人には嫌われることもあるでしょう。

自分の意見を言わずにいたり、誰かに合わせるのなら、嫌われても自分の意見を主張したいと思っています。

全ての人に好かれようとしていない

嫌われても平気な人は、八方美人のように全員から好かれようとする気がありません。

どれだけ良い人でも、全ての人から好かれるのは不可能なことです。

人からどう思われるか考えてもきりがないので、自分と考えや価値観が合う人がいれば、それで良いと考えます。

幸福感がある

嫌われても平気な人は、人生が充実しています。

自分の人生に満足している人は、人から嫌われても幸福感の方が強いため、それほど気にならなくなります。

幸福感は他人のネガティブな感情をはね返し、精神的な余裕をもたらします。

大切な人がいる

大切な人がいる人は、それ以外の人にはどう思われても気にしないことがあります。

大切な家族や友人がいればそれで良いので、それ以外の人に嫌われても気にしない人です。

評価に興味がない

嫌われても平気な人は、他人からの評価に興味がありません。

他人が自分の全てを分かっている訳ではないので、たとえ悪い評価をされても自分を知らない人の言葉など、あてにならないと思っています。

人からの評価は状況によっても変わるので、そうしたものを気にすることに意味はないと考えます。

時間を大切にしている

嫌われても平気な人は、時間を大切にしています。

自分を嫌ってくる人のことを気にしているのは、時間がもったいないと考えます。

また、全ての人に好かれようとすることに時間を使うくらいなら、嫌われてでも自分のやりたいことをやる人です。

自立心が高い

嫌われても平気な人は、精神的に自立しています。

依存的な人は人から嫌われると誰にも助けてもらえなくなるので、嫌われないよう相手の顔色をうかがいます。

自立している人は、自分のことは自分で解決すると考えているので、嫌われないよう気を遣ったりはしません。




嫌われているのが気になるときの対処法

嫌われることも人間関係の一つと考える

自分を嫌いな人がいても、人間関係では自然なことです。

嫌われることを悪いように考える人は、皆と仲良くしなければならないと思っています。

しかし実際は誰でも好きな人と嫌いな人がおり、全員と仲良くするのは無理なことです。

嫌いな人がいないように見える人でも、嫌いな気持ちを態度に出していないだけです。

自分を嫌う人がいても、それが自然なことと分かっていれば、無理に仲良くする必要はないと思えるようになるでしょう。

無理に好かれようとしない

自分を嫌っている人がいても、無理に好かれようとしないことが大切です。

好かれたいと思うと、自分が好かれることばかりに意識が向いてしまったり、相手の顔色をうかがうようになります。

全ての人から好かれるのは無理なことです。信頼できる人達と過ごす時間を大切にしましょう。

本来の目的を考える

学校や職場で誰かに嫌われているなら、本来の目的を考えてみましょう。

学校は勉強するための場所、職場は仕事をするための場所です。

友達作りの場ではないと考えると、同じ場所にいるだけの他人と思えるので、関心がなくなるでしょう。

時間を意識する

嫌われることが気になる人は、時間を意識してみましょう。

人生の時間は有限です。もし自分の命が明日で終わるとしたら、明日も嫌いな人のことを気にしている余裕があるでしょうか。

恐らく人にどう思われるかなど関係なく、自分のやりたいことをやるはずです。

時間を大切にしようと思えば、自分を嫌いな人のことを気にしている余裕はないと思えるでしょう。

自分らしく生きる

日頃から自分の気持ちを尊重してあげることが大切です。

自分の食べたいものを食べ、着たいものを着るなど、自分で決めることを意識してみましょう。

自分の意思で生きられるようになると、他人からどう思われるか考えても、意味のないことだと思えるようになります。

嫌われないよう生きたらどうなるか考える

嫌われることが怖い人は、もし今後も嫌われないよう生きたらどうなるか考えてみましょう。

人目を気にして自分の人生を生きていない人は、嫌われないよう気を遣って、そのまま一生が終わります。

他人からの評価という、曖昧なもののために人生の時間を使ったことになります。

そうした人生でも納得できれば良いですが、後悔すると思うなら、自分の意思で生きることを意識してみましょう。