困っているときに、すぐ気付いて助けてくれる人が身近にいないでしょうか。

面倒見が良い人は普段から周りをよく見ており、困っている人に手を差し伸べられる人です。

面倒見が良い人の特徴や心理について解説します。

面倒見が良い人の特徴

些細な変化に気付く

面倒見が良い人は、周囲の些細な変化に気付くことができます。

体調が悪そうな人に声を掛ける、ペースが遅れている人をサポートするなど、細やかで気配りができる人です。

教え方が上手い

面倒見が良い人は、人に何かを教えるのが上手いです。

相手がどれほど理解しているかを見て、できない部分はどうすればできるようになるか考えます。

初心者にも分かりやすいよう配慮し、相手のペースに合わせられます。

リーダーシップがある

面倒見が良い人は、人をまとめることが得意です。

できていない人がいれば教える、トラブルが起きたときはサポートに回るなど臨機応変に対応できます。

常に周囲の状況をよく見て、自分が何をすれば良いかを判断します。

弟妹がいる

面倒見が良い人は、年下の面倒を見ることが多かった可能性があります。

年下と一緒にいれば面倒を見る機会があるので、自然と面倒見が良くなります。

あるいは部活動や趣味などで後輩の面倒を見ており、人の世話をすることに慣れている場合もあります。

思いやりがある

本当に面倒見が良い人は、思いやりがある人です。

自分が助けたいときに助けるのでなく、相手が必要としていることは何なのかを考えます。

相手の立場で物事を判断できるため、お節介だとは思われません。

見返りを求めない

本当に面倒見が良い人は、自分の意思で面倒を見ているため見返りは求めません。

損得勘定はなく、困っている人がいれば自然と助けようと思えます。

色々と面倒を見てくれる人でも見返りを求めてくる場合、本当に面倒見が良い人ではありません。

面倒見が良い人の心理

放っておけない

面倒見が良い人は、困っている人を放っておけない性格の持ち主です。

目の前で困っている人がいるのに、知らない振りをするのは自分が許せないからです。

損得を考えず何かを教えたり、助けることができます。

頼られるのが好き

面倒見が良い人は、頼られると嬉しいと思える人です。

誰かの力になりたい、感謝されたら頑張ろうと思えます。

頼られたい人は、自分が培ってきた知識や技術を惜しみなく人に教えます。

バランスを保とうとしている

面倒見が良くリーダーシップがある人は、全体のバランスを保つために行動しています。

チームワークで行動しているなら、一人でも遅れが出れば全体に影響します。

遅れている人を自分がサポートすることで、全体のバランス調整ができる人です。

苦労してほしくない

面倒見が良い人は、自分のように苦労してほしくないと思っている可能性があります。

過去に辛い目に遭った人は「こんな辛い思いは他の人にしてほしくない」と思うことがあります。

被害が増えないよう、同じような悩みを抱えている人の相談に乗ったり、手助けしたいと思える人は面倒見が良くなります。

早く仕事を覚えてほしい

職場で面倒見が良い人は、早く仕事を覚えてほしいと思っていると考えられます。

特に新人に対して面倒見が良い場合、仕事を覚えて自立してほしいと思っている可能性が高いです。

本当に面倒見が良い人は、最終的に自分に依存させるのでなく、自立できるようサポートします。

コントロールしたい

面倒見が良い人のように見えても、他人を思い通りにコントロールしたいと思っているだけの場合もあります。

色々と細かく説明してくれる人ほど、親切に思えるかもしれません。

しかし、それは「全て自分の言う通りに行動してほしい」という支配欲が表れていることもあり注意が必要です。




面倒見が良い人の長所

好かれる

面倒見が良い人と面倒見が悪い人がいれば、面倒見が良い人の方が好かれるでしょう。

分からないことを質問されてもきちんと教えない、困っていても関心がないという態度では、良い印象は持たれません。

周りを気にかけている、困っている人がいれば自然と助けられる人が好かれます。

信頼される

面倒見が良い人は普段から周りを助けているので、信頼されています。

助けられている人が多いので、自分が困ったときは周囲からの助けを得やすいでしょう。

悪い噂を流されるなど、邪魔されるようなことがあっても「○○さんがそんなことをする訳がない」と周囲が味方になってくれます。

出世する

面倒見が良い人は全体を見て行動できるリーダーシップがあります。

そのため責任ある立場を任されることも多いでしょう。

普段から困っている人を助けているので、リーダーを任されても周囲から納得してもらえます。

面倒見が良い人の短所

お節介だと思われる

面倒見が良い人は、人のために何でもやろうとしてしまうことがあります。

しかし、それはお節介と思われてしまう可能性が高いです。

相手が求めていないことをすると、余計なことばかりしてくる人だと思われてしまいます。

偽善者と思われる

面倒見が良く見える人でも、自分のために人助けしているのが分かる人は嫌われるでしょう。

人気を集めたい、感謝されたい、支配下に置きたいなど、見返りを求める気持ちが伝わるからです。

恩着せがましい態度があると助けてもらっても感謝しにくい、むしろ手を貸さないでほしいと思われてしまいます。

自己犠牲してしまう

困っている人を見捨てられない人は、自己犠牲してでも面倒を見てしまうことがあります。

自己犠牲して人助けをすると、いずれ自分が心身共に追い詰められてしまいます。

また何でも頼みを聞き入れてしまうと、都合の良い人として利用されてしまうことがあり注意が必要です。