あなたの周りに、一緒にいてつまらないと思う人が身近にいないでしょうか。

または自分の話がつまらないと思い、話し方を直したいと思ったことがある人もいるのではと思います。

そこで、つまらない人との付き合い方や、話し方を直す方法について解説します。

つまらないと思われる人の特徴

コミュニケーションが取れない

自分だけ話し続けたり、話を聞くだけで黙っている人は、つまらない人と思われやすいです。


自分だけ話していると、相手は「自分の話を聞いてくれない」と思うので、会話が成立しないと感じます。

話を聞くだけで黙っていると、相手に「自分の話を聞いているのかな?」と不安を感じさせてしまいます。

相手の気持ちを考えない

相手の気持ちがわかる人は、話しながら相手の顔色や態度を見て話題を選びます。

しかし相手の気持ちを考えない人は、自分の話したいことだけを話し続けてしまいます。

自分だけ一方的に話す人は、自己中心的だと思われやすいです。

個性が感じられない

仕事ができる、特技があるなど、はっきり個性を感じられる人ほど人気を集めやすいです。


反対に個性を感じられない人は、面白みがないと思われやすくなります。

また、自分の意見を言わない人も何を考えているのか分かりにくく、話していてつまらないと思われやすいです。

喜怒哀楽が分かりにくい

話しているときに喜怒哀楽が少ない人は、何を考えているのか分かりにくいと思われやすいです。


リアクションが少ないと、真剣に話を聞いていないと思われて、相手を嫌な気持ちにさせてしまう可能性があります。

生活習慣が単調

平日は仕事、休日は寝るだけなど、毎日同じような生活だと話題も単調になりがちです。

いつも同じような話題ばかり話していると、つまらない人と思われやすくなります。


毎日同じ生活だと、新しい発見も減るので、視野も狭くなりやすいです。

視野が狭いと、一方的な考え方しかできないと思われて、つまらないと思われる原因にもなります。

ネガティブな話が多い

つまらないと思われる人は、悪口や愚痴が多い特徴があります。

ネガティブな話ばかりされると、聞いている方も暗い気分になるので、一緒にいたくないと思われる原因になります。

つまらない人と思われる原因

身内の話をする

家族や仕事関係の人など、特定の人しか知らない話をすると、事情を知らない人は返事に困ってしまいます。

共感できない話を振られてもつまらないだけなので、「あの人と話してもつまらない」と思われる原因になります。

同じ話ばかりする

いつも仕事の話しかしない、恋愛の話しかしないなど、同じ話ばかりする人はつまらないと思われやすいです。

同じ話ばかりしていると、「いつもそのことしか考えていないのか」と、中身がない人と思われる原因になります。


同じ話ばかり続ける人は、相手の気持ちを考えない傾向があります。

相手の気持ちを考える人は、相手がつまらなさそうな顔をしていたら話題を変えます。

しかし、相手の気持ちを考えない人は自分の話したいことを話し続けるので、つまらないと思われてしまいます。

人からどう見られるか気になる

人からどう見られるか気にする気持ちが強いと、自分の意見を言えなくなってしまいます。

当たり障りのないことを言えば人から嫌われることを避けられるかもしれませんが、つまらないことしか言わない人だと思われる原因になります。


自分の意見を言わないと、何を考えているのか分からないと思われる原因にもなります。

適当に返事する

人の話を聞いて、適当に返事する人は、会話していてつまらないと思われやすいです。

真剣に自分の話を聞いてくれないので、会話したくないと思われるようになってしまいます。


自己愛が強く他人に興味がない人、自己中心的な性格の人などは、人の話を聞かない傾向があります。




つまらないと思われる性格を直す方法

相手の話を聞く

自分の話ばかりしてしまう人は、相手の話も聞くことが大切です。

自分が話したら相手の話を聞く、という会話のキャッチボールを意識してみてください。


自分が話しているときに、相手が面白くなさそうな顔をしていたら、話題を変えてみましょう。

自分も相手も楽しく会話できるコミュニケーションが大切です。

結論から話す

「話の内容がよく分からない」と言われる人は、結論から話してみましょう。

結論を話して、後から説明や理由を話す方が相手に伝わりやすくなります。


結論を先延ばしにして聴衆を引きつける会話術もありますが、それは話し上手な人が使えるテクニックです。

自分は話すのが得意ではないと思う人は、結論から話すようにしてみてください。

ポジティブに対応する

暗い話ばかりしていると、つまらない人と思われやすくなります。

自分が話すときは、なるべく明るい話、面白い話をするようにしてみてください。


たとえネガティブな話を相手から話されても、ポジティブな意見を言うことで、前向きな人だと思われやすくなります。

また、「何を考えているのか分からない」とよく言われる人は、リアクションを大きくすることを意識してみてください。

喜怒哀楽を表情や仕草で、相手に伝わるよう表現すると相手に感情が伝わりやすくなります。

色々なことに興味を持つ

毎日同じような生活を送っていると、話題も同じようなものになりやすいです。

話題を増やすためには、普段から色々なことに興味を持つことが大切です。


色々なことを知る内に、話の引き出しが増えていきます。

興味を持ったことを始めてみると生活にも変化が起こり、退屈さなどネガティブな感情も起こりにくくなるでしょう。

失敗談を話す

人を引きつけるために成功談を話す人がいますが、成功談よりも失敗談を話す方が興味を持たれやすくなります。

人の失敗談を聞くのは参考になるだけでなく、誰にでも失敗はあるという共感性を持たせるからです。


自分の弱みや苦手なことを素直に話す人は、人から信用されやすい特徴もあります。

つまらない人との付き合い方

相槌を打つ

つまらない話だからと無視すると、相手を怒らせてしまう原因になります。

たとえ話の内容が面白くなくても「そうなんですか」「すごいですね」のように、相槌だけは打つようにしてみてください。


返事をすることで「あなたの話を聞いています」と伝えられます。

自分が話すことが好きな人は、話を聞いてくれるだけで満足するので、相槌を打つだけでも会話が成立しやすくなります。

話題を変える

相手の話がつまらないと感じたら、別の話題を自分から話してみましょう。


話題を変えることで会話のマンネリ化を防げます。

会話を続けたくないときは、相手の知らないような話をするのも対処法です。

相手が興味のないことを話すことで「あなたと私は嗜好や価値観が違う」と遠回しに伝えて、相手を遠ざけやすくなります。

質問する

相手が結論を言わず、何を言いたいのか分からないときは質問してみましょう。


結論を尋ねることで、相手も自分の話が分かりにくいと思われていることに気付く可能性があります。

同じ話ばかりする人には、話の中で疑問に思ったことを質問してみてください。


質問することで話題を別の内容に切り替えやすくなります。

身内話など、自分によく分からない話をされたときは「事情がよく分からないので、何について話されているのか分からない」と言ってみましょう。


質問することで、相手も自己中心的に話していたことに気付き、説明してくれる可能性があります。

その場を去る

つまらない話が長引きそうなときは「仕事があるので失礼します」のように、適当な理由を話してその場を去りましょう。


その場を去ることで、会話を切り上げることができます。

また、話好きな人の側にいると話しかけられやすくなります。

話しかけられたくないときは、普段から相手に近寄らないようにするのも対処法です。

つまらない人へしてはいけない行動

愛想笑いしたり、質問をして話を長引かせる

つまらない話を聞いているときに愛想笑いすると、相手は話が楽しいと思われていると勘違いする可能性があります。

また、話題を変えようとして相手に質問すると、更につまらない話が長引いてしまうこともあるでしょう。

自分から話題を変えるなどして、つまらない話を続けさせないように会話してみてください。

つまらないと指摘する

「あなたの話はつまらない」と指摘すると、相手を傷つけたり、喧嘩などのトラブルになる可能性があります。

いくら話がつまらなくても、あからさまにつまらなさそうな表情をするのも失礼です。

あなたにとってはつまらない話でも、他の人にとっては面白い話だと思う可能性もあります。

率直につまらないと言うよりも、話題を変えたり、忙しいと言ってその場を去るなど、話を長引かせないようにすることが大切です。

悪口を言う

「あの人は話が下手だね」のように悪口を言っても、何の解決にもなりません。

悪口を言うのでなく、「つまらない人との付き合い方」で紹介したような方法で接するようにしてみてください。

悪口を言うと、自分の性格が悪いと思われる原因になったり、自分の話がつまらないと思われる原因になります。