会話中や考え事をしているときに、よく鼻を触る癖のある人が身近にいませんか?
何気ない仕草ではありますが、人が鼻を触るときには照れている、緊張している、嘘をついているなど隠された心理が表れていることがあります。
鼻を触る癖のある人の特徴・心理について詳しくご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
鼻を触る癖のある人の特徴は?
シャイな性格
シャイな性格の人は、照れている自分の気持ちを隠そうとしたり、相手に対して遠慮しているときに鼻を触る特徴があります。
鼻は顔の中で最も突き出ている部分のため、人相学で自己主張を表すと言われるパーツです。
目立ちたがり屋の人は鼻を高く見せるように前を向いて堂々と話すのが特徴的ですが、シャイな性格の人は自己主張しないように鼻を触って隠す特徴があります。
臆病な性格
一見自信があるように見える人でも、会話中や考え事をしているときに鼻を触る癖がある場合、実は臆病な性格の可能性があります。
顔の中で最も突き出ている鼻を触るのは、無意識に自分を守ろうとする気持ちから起こるもので、臆病な心を悟られないようにしているのかもしれません。
特にプライドの高い人は、自分のプライドを守ろうとする心理が鼻を触る癖につながる特徴があります。
緊張しやすい性格
緊張しているとき、たまに鼻を触る人がいますが、特に緊張しやすい性格の人は鼻を触るのが癖になっている特徴があります。
人は緊張したり、恐怖を感じたりすると体に力が入るだけでなく、何かに触ったり掴まりたくなる本能があります。
体に力が入るのは外敵から身を守るため、何かに触るのは不安を抑えるためです。
そのため人がしきりに鼻を触るときは何かに緊張しており、その不安を抑えるために鼻を触っている可能性があります。
落ち着きがない性格
落ち着きがない性格の人によっては、よく鼻を触る癖のある人がいます。
手を動かしていないと落ち着かないため、鼻だけでなく髪を触ったり、頬や顎を触るなどしますが、本人は無意識に触っているのが特徴です。
無自覚の場合は指摘されても自覚がないので、鼻を触る癖を治してほしいときは、触っているときに注意する必要があります。
鼻を触る癖のある人の心理は?
自信がない
自分に自信がない人は、不安を隠すために鼻を触ることがあります。
自信のなさから生まれる緊張感や臆病な気持ちが鼻を触る癖につながったり、鼻にコンプレックスを持っている場合も、顔を見られたくない心理から鼻を隠すように触る人もいます。
好意の表れ
シャイな性格の人に多いのですが、好意がある相手を前にすると鼻を触る特徴があります。
しきりに鼻を触るのは、相手に自分の好意を悟られたくない緊張感や、嫌われたくない気持ちで落ち着きがなくなっている状態です。
また鼻を触る仕草には、相手への好意を自分の心だけに留めておきたい、もしくはまだ告白するタイミングではないと考えている心理が隠されていることがあります。
嘘をついている
普段鼻を触る癖がないのに、最近会話中に鼻を触ったり、目を合わせてくれない人は何か嘘をついている可能性があります。
嘘をつくと、いつかバレるのではないかという不安が付きまといますが、その不安感から逃れたり、自分を守ろうとする心理が無意識に鼻を触る特徴となって出ることがあります。
悩み・ストレスを感じている
考え事をしているときにも、無意識に鼻を触る人がいます。
なかなか答えや解決策が出ない問題や、何か悩みを抱えていると、そのストレスが鼻を触る癖となって出ることがあります。
考え事をして鼻を触る癖は一人で悩みを抱え込んだり、プライドが高い性格の人に多いため、悩んでいる様子のときはこちらから声をかけてみると話してくれるかもしれません。
鼻を触る以外の仕草から分かる心理
鼻を触る人の心理や性格についてご紹介しましたが、相手の心理を知るには一つの仕草だけでなく、ほかの仕草や態度を見ることで相手の気持ちがより分かりやすくなることもあります。
そこで鼻を触る仕草だけでなく、ほかの仕草から分かる心理についてもご紹介します。
口を触る
鼻を触る仕草に加えて、会話中に口を触る人は、何かを隠そうとしている心理があります。
自分の話している内容に嘘があったり、自信が持てなかったりすると、あまり話したくない、隠したいなどの心理から手が口元へいくことがあります。
口を触る仕草だけでなく、話し声がつっかえたり、口数が少なくなる場合も何かを隠そうとしている可能性が高いです。
まばたきが増える
人と話すときにまばたきが増える人は、緊張していることを意味します。
人見知りで緊張しやすい、相手に好意があって緊張しているなど、人が緊張する理由は様々ですが、落ち着かない気持ちがまばたきが増える形で表れることがあります。
まばたきが増える人は、緊張しやすい性格や、プライドが高く本心を言いにくい人に多い特徴です。
頭をかく
人が頭をかく仕草には、2つの心理が考えられます。
1つ目は恥ずかしさを感じているときです。頭をかく仕草に加えて、まばたきが増えたり、顔が赤くなるときは恥ずかしい気持ちが態度に表れています。
2つ目は怒りを感じているときです。相手を殴ろうとして拳を振り上げようとする心理が腕を上げる仕草になりますが、相手を殴るわけにもいかないので、仕方なく自分の頭を触る、かくという形で表れます。
はにかんだり、大人しくなっているのであれば照れているのでしょうが、悩んだりイライラしている様子であれば、怒りを感じている可能性が高いです。
まとめ
鼻を触る癖のある人の特徴・心理についてご紹介しました。
鼻を触る癖のある人は内向的な性格の人であるか、何か隠し事をしているなどの特徴があります。
鼻を触る仕草には様々な原因が考えられるので、人が何を考えているのか、その心理をよく知るには、鼻を触る以外の仕草もチェックしてみましょう。
鼻を触る癖に加えて口を触る、頭をかくなどほかの仕草や表情・態度なども合わせて考えることで、相手の気持ちがより分かりやすくなります。