ふとしたときに指を噛む人がいますが、ただの癖だと思ってはいませんか?

指を噛むのはストレスがある、落ち着きたいなどの心理がありますが、癖が酷い場合は病気の可能性もあります。

指を噛む人の心理、指を噛む癖を直す方法などを紹介します。

指を噛む人の心理

落ち着く

指を噛む人は、指を噛むことで落ち着きたい心理があります。

指を噛む癖は、赤ちゃんのときのおしゃぶりが始まりです。おしゃぶりをすることで、赤ちゃんは安心感を得られます。

おしゃぶりの癖が直っていないと、不安やストレスがあるときに指を噛む、口元を触るなどの仕草をします。

考え事に集中している

考え事に集中しているときに、指を噛む人もいます。

指を噛んで力を入れることで今考えていることに集中しようとしている、自分を落ち着かせようとしているなどの心理が考えられます。


頭が働いているときは同時に手を動かしていることが多く、指を噛むほかにペンを回す、顎を触るなどの仕草をする人もいます。

ストレスがある

指を嚙む癖は、ストレスを感じている心理があります。

指を嚙む場合は言いたくても言えないことがあるなど、内心ストレスを抱えていると考えられます。

指を噛むことで自分を抑え込もうとする、痛みで気を紛らわせようとしている可能性があります。


我慢しすぎると「皮膚むしり症」のような病気に進行する可能性もあります。

親指を噛む心理

親指を噛む癖のある人は、現状に不満を抱えている可能性があります。

親指は指の中で最も力強い指であり、指輪で親指につけるサムリングは自分自身の地位や権力の象徴を意味します。

その親指を噛むということは、自分の今の職業や立場、生活環境などに不満を抱えている心理の表れとも言えます。

人差し指を噛む心理

人差し指を噛むときは、何か考え事をしており決断に迷っているときに表れやすい仕草です。

人差し指は何かを指差したり、指示を出すときに使う指ですが、その指を噛むのはこの選択をしても間違いないかを再確認したり、迷っている心理があります。

小指を噛む心理

他人の子指を噛む場合は、相手への独占欲を表す心理があります。

小指は日本では恋人を表す指であり、その指を噛むということは、相手への恋心や独占欲を表すと言われます。。


また、小指は指切りで約束事をするときに結ぶ指です。

その小指を噛むのは、相手への忠誠や誓いを立てる意味があるとも考えられます。




指を噛む癖を直す方法

飴やガムを食べる

指を噛まないと口寂しい感じがするときは、飴やガムなどを食べるのも対処法です。

飴やガムなどは長く口に残るので、その分指を噛みにくくなるメリットがあります。


絆創膏を貼る・ネイルする

指を噛んで傷つけたくないときは、指先に絆創膏などテープを貼ることで、指を噛んで傷つけるのを予防できます。

女性の場合はネイルをすると、ネイルが剥がれないよう意識するので指を噛みにくくなります。

ストレス解消する

ストレスで指を噛む癖がある場合、指を噛む以外のストレス発散方法を探してみましょう。

運動する、ハンドメイドなど、体を使う趣味がおすすめです。

絵を描くなど、手を使う作業は集中するので指を噛むのを忘れる、手を使うので指を噛めなくなるなどのメリットがあります。

デメリットを考える

指を噛むことが癖になっている場合、指を噛むことのデメリットを考えてみましょう。

例えば指や爪の見映えが悪くなる、指に付着した菌から感染症になるなどです。


指を噛みそうになったときにデメリットを思い浮かべると、予防策になると思います。

病院に相談する

指や爪を噛みすぎてボロボロになっている場合は、病院に相談してみましょう。

皮膚むしり病や爪噛み症などの可能性があります。


指を噛む病気は、指を噛む以外にストレスの発散方法を知らない人、長年ストレスを抱えている人などがなりやすい病気です。

指を噛まないと気持ちが落ち着かないことから、依存症のように繰り返し指を噛んでしまいます。

指に付着した菌から感染症を起こすこともあるので、直したいときは病院に相談するのも対処法です。