なぜか人から嫌われる人がいる、または自分が嫌われやすいところがあり、なぜ嫌われるのだろうと疑問に思ったことはありませんか?
意味もなく人を嫌う人はいないので、嫌われるのには何らかの原因があります。
それは嫌いと思う側のコンプレックスなど心の問題が原因の場合もありますが、なぜかいつも人に嫌われやすい場合は、本人の言動に嫌われる原因がある可能性が高いです。
そこで今回は、なぜか嫌われる人の特徴についてご紹介します。
なぜか嫌われる人の特徴
人の話を聞かない
人の話を聞かず自分の話ばかりしたがる人は、話を聞いてもらいたいと思っても、段々と話を聞いてもらえなくなります。
会話はキャッチボールに例えられる通り、話し手と聞き手が交互に話し合ってこそ成立します。一方的な会話は、聞かされている方にとってはうんざりするものです。
そのため、人の話を聞かない人は「自分の話ばかりするつまらない人」という印象を持たれるなり、次第に避けられるようになってしまいます。
優柔不断
何かを選択するときに迷ってしまうことは誰にでもありますが、その決断が遅いと優柔不断となり、周囲の人をイライラさせることになります。
例えば一緒に出かけようとどこかへ誘われたときに「どうしよう…」といつまでも迷い続けていると、「そんなに一緒に出かけたくないのかな」という誤解を相手に与えてしまう場合もあります。
優柔不断と思われないようにするには、「その日のスケジュールを確認するから、返事は明日まで待ってほしい」というように、決断するまでの時間や日にちを相手に伝えておくことで、相手に待つストレスを感じさせずに済みます。
距離感が掴めない
「結婚しているんですか?」「どこの会社にお勤めしているんです?」というように、突然プライベートな話題をする人は、失礼な人として嫌われやすい傾向があります。
プライベートな話題は、ある程度親しい関係になってからするのが一般的です。このようなタイプの人は自分が人との距離感をうまく保てない、人の気持ちを考えられないことに自覚がないので、相手から避けられても嫌われる理由が分からないと思いがちな面があります。
人によって態度を変える
目上に当たる人には無条件に従い、目下に当たる人には意地悪をするような人は、目下に当たる人からだけでなく、それを見ている周囲の人からも内心は嫌われています。
悪い意味で人によって態度を変える人は自分が一番かわいい人、冷酷な人という印象で見られており、都合よく態度を変える人はなるべく関わりたくないと思われるようになり、信頼されることもなくなります。
雰囲気が読めない
場の雰囲気が読めない発言をしてしまう人は、知らないうちに人から嫌われやすいタイプです。
例えば一緒に食事をしている人の前で「料理がまずい」と言ったり、みんなが盛り上がっているときに「つまらない」というような人は自己中心的な人、場の雰囲気が分からない人として人から距離を置かれやすくなります。
ネガティブな言葉や態度が多い
人から励まされても「どうせ…」というようにネガティブな態度を取ることが多い人は、面倒な人と思われるようになっていきます。
いつもネガティブな態度や発言を取っていると、相手からは「この人はどんなに励まされても、結局行動を起こす気がないんだな」というように見られるからです。
いつまでもグズグズしている人は幼稚な印象も与えるので、情けない人と思われて周囲から呆れられ、人が離れていくようになります。
自慢話・上から目線な発言が多い
自慢話が多い人、「そんなこともできないの?」というような、何となく上から目線な発言がある人は顰蹙を買いやすく、人間関係では孤立しやすい傾向があります。
自慢話や上から目線な発言は、人間関係では上下関係を意識させる発言だからです。意味もなく上下関係を強いられるようなことを人は嫌います。
そのため、「この人といると何となく見下されている感じがする」という人からは、人は次第に距離を取るようになります。
お礼を言わない人
人に助けてもらって「ありがとう」が言えない人は、プライドの高さ、もしくはやってもらって当たり前という心理があり、いずれにしても自己中心的な考え方のため人から嫌われます。
プライドが高く、人に助けてもらうことを恥と考えている人は、人に助けられても「余計なことをしないで」というように、人の厚意を素直に受け取ることができません。
プライドが高い人は自分のこだわりを貫き通したいためにそう考えますが、相手からしてみれば「私は私のプライドが大切で、あなたの気持ちなんかはどうでもいい」と言われているようなものです。
人は自分の厚意を無下にされるような態度を取られたら、相手に余程の好意がない限りはもう助けよう、協力しようとは思いません。
ですから素直にありがとうが言えない人は、次第に人が離れていってしまいます。
早口で話す
早口で話す人は「自己中心的で冷たい人」という印象を持たれやすく、反対にゆっくり話せる人は「落ち着いていて優しい」という印象を持たれやすい傾向があります。
頭の回転が速い人は、思いついたことをできるだけ多く話したいために早口になることがありますが、それは自己都合の話し方、自分の世界に入り込んでいる話し方であって、聞き手の気持ちを考えていない状態です。
聞き手の気持ちを考えるなら、早口よりもゆっくり話した方が話の内容が聞き取りやすく、「話をしっかり伝えようとしてくれているんだな」と相手にも伝わるので、よりコミュニケーションが円滑になります。
約束を守らない・約束が厳しい
時間を守らない、借りたものを返さないというように、約束を守らない人は次第に信頼されなくなり、人から距離を置かれるようになります。
約束を守らない人は相手の迷惑を考えられない人であり、関わると面倒なことになると思われるからです。
また、反対に「○○するべき」「○○しないとダメ」というように、決め事が多い人も嫌われやすい傾向があります。
決まり事を多く突き付ける人といると束縛感が強くなり、窮屈な気持ちになるので人が寄り付かなくなっていきます。
ルールも行き過ぎれば支配になります。一見すると真面目で厳しい人であっても、決まりで相手を縛りストレスを与えるのであれば、それは傲慢となります。
嫌われやすい顔の特徴
無表情
喜怒哀楽が少ない人は、喜怒哀楽が多い人に比べて人が寄り付かない傾向があります。
無表情でいることが多いと何を考えているか読み取れず、何となく信頼関係を築きにくいからです。
また、無表情は無愛想な態度とも受け取られやすく、「あの人は愛想がない」という見方をする人からは、嫌われてしまう可能性もあります。
目つきが鋭い・眉間にしわが寄っている
目つきが鋭い印象を与える人、常に眉間にしわが寄っている人は怖い、気難しいという印象を与えるので、何となく近寄りがたい印象を与えてしまいがちです。
目つきが鋭いのであれば、目の次に顔の印象が強い口元を意識するのがポイントです。怖がられているなと思ったら口角を上げて会話したり、なるべく笑顔で接するようにすれば怖い人と見られることはなくなります。
口角を上げて会話するのはある程度慣れが必要なので、普段の会話から意識したり、本を音読するなどの練習をしましょう。
常に眉間にしわが寄っている人は眉間を寄せるのがクセになっている可能性が高く、ストレスを感じても眉間を寄せないように意識したり、マッサージして額の筋肉をほぐすなどの対処法があります。
歯の色・歯並びが悪い
タバコやお茶、コーヒーなどをよく口にする習慣がある人は、歯が黄ばみやすくなります。歯の黄ばみは少しずつ進行していくものなので、自分では意識していなくても、人から見れば相当歯の色が汚く見えることもあります。歯医者で歯の黄ばみを落としてもらうか、ホワイトニングをするなどの治療が必要です。
また、乱杭歯のように極端に歯並びが悪いと不健康、不潔なイメージを与えてしまい、人間関係にも大きく影響します。歯並びが極端に悪く人間関係に支障が出ている場合、費用はかかりますが、健康面から考えても矯正するのがおすすめです。
歯並びが悪いと虫歯になりやすかったり、歯の寿命が短くなるなどの原因にもつながるので、早めの治療をするのが望ましいです。
なぜか嫌われない人を参考にして好かれる人になろう
なぜか嫌われる人の特徴についてご紹介しましたが、嫌われる人の特徴を反面教師にすれば、好かれる人になれるとも考えられます。
嫌われる顔の特徴に関しては、歯に関する問題以外はすぐに実践できることです。人前では口角を上げるように意識することで印象も変わるので、ぜひ実践してみてください。