笑い上戸な人は、明るい雰囲気があり人を惹きつけます。
笑い上戸な人はいつも笑顔で面白いので、ムードメーカーのような雰囲気に憧れて、笑い上戸になりたいと思う人もいるのではないでしょうか。
笑い上戸な人の心理や原因を解説した上で、笑い上戸になる方法などを紹介します。
笑い上戸とは?
笑い上戸(じょうご)とは、何かにつけてよく笑うクセのある人のことです。
また、普段は笑い上戸でなくても、お酒に酔うとよく笑う人のことを笑い上戸と言う場合もあります。
普通は笑わないような場面でも笑ってしまうなど、よく笑うことが多い人は、笑い上戸といえるでしょう。
笑い上戸な人の特徴
陽気で素直な性格
笑い上戸な人は、陽気で素直な性格が特徴です。
面白いときは素直に笑い、笑うのを我慢するなどはしません。
笑い上戸な人はいつも笑っているので陽気に見えます。
その陽気さに惹かれて、周囲に人が集まりやすいのも特徴です。
ポジティブ
笑い上戸な人は、ポジティブなのが特徴です。
暗い雰囲気になるのを避けるためによく笑うなど、物事を明るく、前向きに考えようとします。
また、笑うことで皆を励ましたいなど、その場の雰囲気を明るくしようと笑っている場合もあるでしょう。
笑いのツボが多い
笑い上戸な人は、笑いのツボが多いのが特徴です。
普段から面白く感じることが多いからこそよく笑います。
そのため笑い上戸な人は、面白い物事を見つけるセンスがあるともいえるでしょう。
いつも笑顔
笑い上戸な人は、いつも笑顔な印象が特徴です。
普段からよく笑うので、いつも笑っている、明るい人柄などのイメージがあります。
ただしいつも大笑いしているなどの場合は、うるさいと思われてしまう場合もあります。
笑い上戸な人の心理
雰囲気を明るくしたい
笑い上戸な人は、雰囲気を明るくしたいので笑っているとも考えられます。
自分が笑うことでその場の緊張した雰囲気を解きたい、暗い雰囲気を明るくしたいなどの心理から笑っている可能性があります。
特に、普段から周りの人に気を遣うタイプであればその可能性が高いでしょう。
注目されたい
笑い上戸な人は、注目されたい心理から笑っている場合もあります。
人から注目されたい心理がある人は、大笑いしたり、手や机を叩くなどの行動を取ることがあります。
大きな音を出すことで、周囲の人は「何だ?」と思ってその人を見たり、話しかけてくれるので、わざとそのような行動をしている可能性があります。
緊張を解く
笑い上戸な人は、自分の緊張を解くために笑っている可能性があります。
お酒が入ると笑い上戸になる人は、普段抱えている緊張やストレスが多いのかもしれません。
お酒が入ると理性や緊張感が緩み、普段抑えている感情が笑いとなって出ている可能性があります。
笑い上戸になる原因
感性の違い
笑い上戸の人は、普通笑わないような場面でも笑うことがあります。
それはものの見方や感性の違いがあるといえるでしょう。
例えば物が落ちただけで大笑いする人は、落ちたときの音が面白い、落ち方が面白かったなど、細かい点をよく見ていることがあります。
物事の細かい点に注目できる分、面白いと思うものを見つけやすいと考えられます。
ストレス解消
笑い上戸な人は、ストレス解消のために笑っている可能性があります。
笑いはストレスホルモンを減らし、脳をリラックスさせる効果があります。
大笑いすると呼吸量が増えるため、自然と深呼吸している状態になり、自律神経のバランスも整えられます。
そのため笑い上戸な人は、ストレスが溜まりにくい人であるともいえるでしょう。
寂しがりや
笑い上戸な人は明るい印象を持たれやすいですが、実際は寂しがりやの場合もあります。
特に笑うことで人から注目されたい人の場合は、本当は寂しいので人の気を引くために笑っている可能性があります。思春期
笑い上戸な人の年齢が十代の場合、思春期が原因で笑い上戸になっている可能性があります。
「箸が転んでもおかしい年頃」という言葉があるように、思春期に笑い上戸になる人がいるからです。
思春期は多感な時期のため、何でもないことでも笑ったり、泣いたりと感情表現が豊かになる人がいます。笑い上戸のメリット
接しやすい
笑い上戸の人は、人から接しやすいと思われる傾向があります。
無口・無表情の人より、笑顔でいる人の方が話しかけやすい雰囲気があるからです。
そのため人から親しみを持たれやすい、人気を集めやすいなどのメリットがあります。モテる
笑い上戸な人は、いつも笑顔なので人から好かれやすいです。
笑顔の人は魅力的に見えるため、恋愛面でも好かれやすい一因になります。
面白いときには素直に笑うので、そうした素直さも人を惹きつけるでしょう。
笑い上戸のデメリット
うるさい・うざいと思われる
笑い上戸で、大笑いする人はうるさいと思われてしまうことがあります。
真面目な場でも笑ってしまうのであれば、馬鹿笑いして不真面目な人、空気が読めないと思われてしまう場合もあるでしょう。
場を考えず大笑いしていると、「あの人はいつもうるさい」と思われて距離を置かれたり、うざいと思われてしまう可能性もあります。誤解される
笑い上戸の人は、何でも笑いに変えて話を明るい雰囲気に持っていこうとすることがあります。
しかし、相手が真剣に話している場合は話を聞いていないと思われたり、笑われて馬鹿にされたと思われてしまう可能性もあります。
何でも笑えば上手くいくと思っていると、誤解されてしまう場合もあるので注意が必要です。
笑い上戸になる方法
自分の好きなことをする
笑い上戸になりたい人は、自分の好きなことをしてみましょう。
自分の好きなことをしていれば、自然と笑顔は増えるはずです。
ストレスが多いと、明るい気分になるのは難しくなります。
忙しくても、一日一時間は趣味の時間を作るなど、ストレスを解消できることをしてみてください。興味を持つ
笑い上戸な人は、無意識であっても笑いのネタを見つけるセンスを持っています。
そのため笑い上戸になるには、日頃から身近な人に興味を持つ、流行に興味を持つなど、身の回りのことに興味を持ってみましょう。
自分の興味があることだけでなく、色々な話題に興味を持つことで、それだけ笑いのネタになるような面白い情報を収集できます。
また、自分から周りに興味を持つことで、面白い話をしている人に気付いて話題に入り込むこともできます。
笑う習慣をつくる
笑い上戸になりたいと思う人は、おそらく日頃から人前であまり笑うことができず、笑い上戸な人や賑やかな雰囲気をうらやましいと感じているのではないでしょうか。
たしかに、笑顔が多い人と笑顔が少ない人がいれば、笑顔が多い人の方に人は集まりやすくなります。
それは、笑顔が多い人は人に安心感を与えるからです。笑顔が少ない人は表情から読み取れる情報が少なく、何を考えているのか分からないので、近寄りがたい雰囲気を持たれることがあります。
そのため笑い上戸になる前に、日頃から笑う習慣をつくることをおすすめします。
笑い上戸な人は、状況によっては不真面目、軽薄な人という印象を持たれてしまいますが、普段からニコニコしている人に悪い印象を抱く人はいません。
口角が上がっているか、下がっているかの違いで顔の印象は大きく変わります。
鏡を見たら笑顔になるなど、普段から笑顔になる習慣をつけてみてください。
笑い上戸の直し方・対処法
状況を考える
笑い上戸なこと自体は悪いことではないので、直す必要はないと思います。
笑い上戸な人は、今は笑っても良いのか、笑う場面ではないのか、周りの人の顔色を見てみましょう。
リラックスしている雰囲気なら笑う、緊張状態なら笑うのを控えるというように、状況を考えられるなら、笑い上戸でも人から嫌われることはないと思います。
口元を隠す
笑う状況でないときにどうしても笑ってしまうときは、なるべく顔を見られないように下を向いたり、手やハンカチなどで口元を隠しましょう。
飲み物があるならコップで口元を隠す、移動できるなら席を外す、マスクをするなど、笑顔を隠す方法は色々あります。
笑い声が出そうになったら咳払いするなどで、笑い声をごまかすのも対処法です。
違うことを考える
笑ってしまいそうになったときは、違うことを考えてみましょう。
今後の予定、仕事のことを考えるなど、別のことに意識を向けるのがおすすめです。
あるいは貧困・環境問題など、世間で起きていることに意識を向ける方法もあります。
「自分は笑っていられるが、今この時も泣いたり、困っている人がいる」と思えば、笑う気持ちも起こらなくなると思います。