彼氏が泣く人で困っている、情けないと感じたことはないでしょうか。
男性が女性の前で泣くことはあまりありませんが、彼女の前で泣いてしまう彼氏は、一体どんな気持ちで泣いているのでしょうか。
彼女の前で泣く彼氏の心理や対処法などを紹介します。
彼氏が泣く心理
涙もろい性格
彼氏が泣くのは、性格が優しいために涙もろい可能性があります。
涙もろい人は感動すること、悲しいことがあれば彼女の前でも泣いてしまうこともあります。
おそらく彼女の前だけでなく、他の人の前でも泣いている可能性があるでしょう。
臆病な性格
彼氏が泣くのは、臆病な性格であるとも考えられます。
例えば彼女が自分を好きでいてくれるか分からないなど、不安を感じたときにふと泣いてしまう場合があります。
プライドが高い男性でも、彼女が自分から離れてしまうのではという不安を感じると、プライドなどどうでも良くなり、彼女の前でも泣いてしまうことがあります。
自分を受け入れてもらいたい
彼女の前で泣く彼氏は、彼女に自分の弱い面も受け入れてもらいたい心理があります。
男性は、人前で自分の弱みをさらけ出す行為はしない傾向があります。
しかし自分の好きな相手、信頼している相手には本当の自分を知ってほしいという気持ちもあります。
そのため、彼女の前では泣いてしまうことがあります。
彼女からすれば、いきなり泣かれても困るかもしれません。
しかし弱さをさらけ出すということは、それだけ彼女を信頼している気持ちの表れでもあります。
ストレスや悩みを抱えている
普段泣く姿を見せない彼氏が彼女の前で泣く場合、ストレスや悩みを抱えているのかもしれません。
女性は悩みがあると友人に相談したりしますが、男性の場合は悩みを一人で抱え込む傾向があります。
ストレスが限界に達し、思わず彼女の前で泣いてしまった可能性があります。
彼女と喧嘩した
彼女と喧嘩した後に、彼女の前で泣いてしまう男性もいます。
彼女と喧嘩した後に泣くのは喧嘩したことの後悔や、彼女に嫌われたくない心理があるからです。
彼女に酷いことを言ってしまった場合、「何であんなことを言ったんだろう」「彼女に嫌われたらどうしよう」と思い、不安になって泣いている可能性があります。
男性によっては、泣きながら謝ってくることもあるでしょう。
泣けば許されると思っている
彼氏が泣くのは、泣けば許されると思っているからかもしれません。
例えば彼氏が自分の都合が悪くなったときに泣き始める場合、わがままな性格だと考えられます。
こうした男性は、子供の頃から泣けば自分の願いを親や友人に聞き入れてもらえた可能性があります。
そのため、泣けば自分の望みを彼女が叶えてくれると思っている心理があります。
彼氏が泣いたときの対処法
励ます・慰める
彼氏が涙もろい性格だと、情けないと思う人もいるかもしれません。
しかし、涙もろいことを言い変えるならば、人の気持ちに共感できる優しい性格だといえます。
そう考えれば涙もろい彼氏が泣いても男らしくない、情けないと非難する気持ちはなくなるのではないでしょうか。
彼氏が何かに共感して泣いているときは「優しいんだね」「思いやりがあるんだね」のように、泣くことは悪くないと彼女が受け入れられれば、彼氏もより彼女を信頼してくれるでしょう。
そして彼女が悲しんでいるときは、一緒になって悲しんだり、慰めてくれるかもしれません。
もし彼氏に泣くことを止めるよう指摘した場合、彼氏から見ると彼女は冷たい人という印象を持つようになり、距離を置かれてしまう可能性があります。
相談に乗る
彼氏が理由も分からず泣いているときは「何かあったの?」と声を掛けてみましょう。
相談に乗ることで、彼氏が自分が泣いている理由を打ち明けてくれるかもしれません。
何も言わずただ泣いている場合は、それ以上何も聞かずにそばにいてあげることも優しさの一つです。
ただし彼氏が長期間落ち込んでいたり、泣くことが治まらない場合は、うつ病など心の病気の可能性もあります。
その場合は一緒に病院へ行くなど、泣くことが増えたことを相談することも大切です。
泣くことを許す
喧嘩した後に泣いて謝る彼氏の場合、情けない態度だと思うかもしれません。
しかし泣くのは後悔している、彼女に嫌われたくないなど、それだけ彼女が好きであることの表れでもあります。
これからも関係を続けていきたいと思うなら、彼氏が泣くのも好意の表れだと思って、許す心も大切です。
ただし、暴力を振るった後に謝ってくる男性はDVに該当するので、すぐに距離を置くことをおすすめします。
泣く男は嫌だと伝える
彼氏がたまに泣くのは許せるとしても、困ったこと、不安なことがある度に泣きついてくる場合は、「泣く男は嫌だ」と伝えてみましょう。
彼氏に泣くことは嫌だと伝えないと、彼氏も彼女の前では泣いても良いものだと思ってしまうようになり、次第にわがままを言うようになるかもしれません。
「いつまでも泣いているなら別れる」くらいの気持ちを伝えれば、彼氏の方も「そこまで嫌だったんだ」と気付いて、泣くのを止めてくれるかもしれません。
泣いても無駄だと分からせる
泣けば許されると思っている彼氏の場合、泣いてもその態度についてはスルーしてみましょう。
泣き止んでほしいからという理由で彼氏の言うことを聞いてしまうと、彼氏は「泣けば自分の願いを聞いてくれる」と思い込んで、どんどん彼女に依存していきます。
泣きながらわがままを言ってきたときも、情に流されるのでなく、話し合いで解決するようにしてみてください。
彼氏が泣いても彼女が何も反応しなければ、彼氏も泣いても無駄だと分かるようになり、泣かなくなる可能性があります。
全てを受け入れようとしない
彼氏が泣いていると、どうにかして慰めたいと思って、彼女が彼氏の全てを受け入れようとすることがあります。
しかし彼氏の全てを受け入れようとすると、今度は彼女の方にストレスが溜まってしまいます。
彼女が無理をしてまで彼氏のことを気にかけていると、次第に彼氏を受け入れるどころか、うっとうしいと感じる気持ちが生まれてしまうこともあります。
彼女も自分が疲れているときや体調の悪いときは、きちんと事情を彼氏に話して、彼氏ばかりではなく、自分を労わることも大切です。
どちらかが無理をする関係になると、いずれは喧嘩になり、別れ話に発展する可能性もあります。