人からじろじろ見られることが多く、イライラすることはないでしょうか。

じろじろ見るのは相手の性格が原因かもしれませんが、自分に原因がある場合もあります。

他人をじろじろ見る人の心理や、じろじろ見られるときの対処法について解説します。

人をじろじろ見る人の心理

好奇心旺盛

人をじろじろ見るのは、好奇心の強い人です。

他人がどんな髪型や服装をしているのか気になるなど、他人の見た目に注目します。

自分の気持ちに正直で、じろじろ見られる相手の気持ちを考えられません。

自信がない

人をじろじろ見る人は、自信がなく不安を抱えている人です。

自信がない人は自分と他人を比べるので、他人が何をしているのか気になり周囲の人をじろじろ見ます。

また特定の人に依存している場合は、その人が何をしているのか気にしてじろじろ見ることがあります。

見下している

特定の人をじろじろ見る場合は、相手を見下していることがあります。

相手の容姿や服装を見て、自分の方が美人、センスが良いなど優越感を覚える人です。

あるいは自分より目下(年下、部下など)の存在には何をしても良いと思っており、遠慮なくじろじろ見ている場合があります。

嫉妬・憧れ

じろじろ見るのは、嫉妬や憧れの感情が関係しています。

嫉妬の場合、相手に負けたくない、ライバルが何をしているのか気になる気持ちからじろじろ見ます。

憧れの場合は「あの人のようになりたい」と思う気持ちから、ついじろじろ見てしまうと考えられます。

好意がある

特定の人をじろじろ見るのは、好意があるのかもしれません。

好きな人が何をしているのか気になり、つい見てしまう人です。

知らない人でも、見た目が自分のタイプだと無意識にじろじろ見てしまう人もいます。

言いたいことがある

じろじろ見る人は何か伝えたいことがあり、それを言おうか迷っていると考えられます。

相手に注意したいことがある、不満がある、告白したいなど、言いたいけど言えないことがある人です。

言うか言わないか迷う気持ち、あるいは相手の方から声を掛けてもらいたい気持ちが、視線に表れています。

何も考えていない

人をじろじろ見ているように見えても、見ている訳ではないこともあります。

周りの風景を何となく見ているだけで、誰かをじろじろ見ている訳ではない人です。

人の視線に敏感な人や自意識過剰な人は、こうした人が近くにいると「自分のことを見ている」と勘違いすることがあります。

マナーの違い

日本では人をじろじろ見るのは失礼というマナーがありますが、外国ではそうではないこともあります。

じろじろ見るのが外国人の場合、人をじろじろ見るのが失礼だと思っていない可能性があります。

じろじろ見られる人の特徴

服装がおしゃれ

じろじろ見られる人は服装や髪型がおしゃれだったり、個性的なのが特徴です。

おしゃれな人がいれば、何を身に着けているのか、どんな人なのか気にする人もいます。

また個性的なファッションで出かけることが多い場合、目立つのでじろじろ見られることがあります。

容姿やスタイルが良い

容姿やスタイルが良い人は、人の目を引き付けやすいです。

見た目が良い人が近くにいると、つい見惚れるように見てしまう人もいます。

また芸能人に似ているとよく言われる人は、人違いされてじろじろ見られている可能性もあります。

所作が美しい

姿勢が正しい、歩く姿が綺麗など、所作が美しい人はじろじろ見られることがあります。

品があり魅力的に映るため、引きつけられるように見てしまう人もいます。

「育ちが良さそう」と感心や憧れの目で見られている可能性もあります。

オーラがある

知らない人からじろじろ見られやすいのは、強いオーラを持っている人です。

オーラといっても華やか、活発で明るい、陰気でネガティブなど様々です。

オーラがある人はパッと見ただけで雰囲気があるため、それだけ人目を引きつけます。

マナーが悪い人

マナーが悪ければ人からじろじろ見られることもあるでしょう。

人前で非常識なことをすれば目立つので、非難の目や呆れた目で見られやすくなります。

また身だしなみが乱れている、イヤホンの音漏れがうるさいなど、目線で注意されている場合もあります。




じろじろ見られるときの対処法

見返す

じろじろ見られることに気付いたら、見返してみましょう。

見返せば大抵の人は気まずくなり、視線を逸らします。

視線を外さない場合はぼうっとしているか、別の場所を見ている、あるいは目線で何か伝えたいことがあるのかもしれません。

声を掛ける

じろじろ見られているときは、「何か用ですか?」のように声を掛けてみましょう。

特に用がなければ、相手は目線を逸らすと思います。

理由があるなら「襟元が乱れている」「化粧が崩れている」のように、何かしら理由を言ってくれるでしょう。

その場を離れる

じろじろ見られるのが嫌なときは、その場を離れるのも対処法です。

相手が知らない人で話しかけにくい、トラブルを起こしたくないと思うときは、相手の視線が届かない場所へ自分が移動しましょう。

じろじろ見られて後を付けられるなど、相手の行動が怪しいときは警戒しましょう。

人通りの少ない場所には行かず、なるべく距離を置くことが大切です。

自分の姿をチェックする

じろじろ見られるのは、自分の髪型や服装が乱れているのが原因かもしれません。

注意したくても言いにくいので、目線で伝えている可能性があります。

気になるときは鏡で自分の姿をチェックしてみましょう。

目立たない服装をする

じろじろ見られるのが嫌な場合は、目立たない服装をするのも対処法です。

見られたくないときは服装や化粧はシンプルにする、眼鏡で素顔が分からないようにするなど、目立たない見た目にしてみましょう。

視線を遮るものを置く

職場など特定の場所でじろじろ見る人がいる場合は、相手との間に視線を遮るものを置いてみましょう。

パーテーションや観葉植物を置く、書類や本を積み上げるなど、見えにくいようにする方法です。

それが難しい場合は、上司に事情を相談して席を移動させてもらうことも検討してみましょう。

勘違いでないか考える

じろじろ見られるのは、自分の勘違いではないか考えてみましょう。

例えば電車の座席に座って、自分の手前に座っている人が自分を見ているように見えても、実際は自分の背後にある窓の景色を見ている場合があります。

自意識過剰な人ほど自分のことを見ていると思いますが、視線が自分の方へ向いていても、必ずしも自分を見ている訳ではないことも意識しておきましょう。