職場でも学校でも、人の悪口ばかり言う人が一人はいるのではないでしょうか。
悪口を言う人には、共通する顔つきの特徴があります。
悪口を言う人の心理や特徴、対処法などをご紹介します。
悪口を言う人の心理
優位に立ちたい
悪口を言う人は、自分が優位に立ちたいと考えています。
例えばライバルの悪口を言う人は、「あの人よりも自分の方がすごい」と周囲にアピールしたい心理があります。
悪口を言う人は、人の悪口を言う時点で自分の信頼性を落としているのですが、悪口を言う人はそのことに気付きません。
味方が欲しい
悪口を言う人は、悪口に同調する人を集めて、自分の味方にしたいと思っています。
特定の人の悪口を言う場合、「あの人は悪人だ」と皆に思い込ませ、グループの結束力を高めようとする心理があります。
悪口に同調する人数が多い程、悪口を言う人も「自分の言っていることは正しい」と思うようになり、悪口がエスカレートして、いじめに発展する場合もあります。
羨ましい
悪口を言う人は、相手に何か羨ましいと感じていることがあります。
美人で羨ましい、仕事ができて羨ましいなどの気持ちが嫉妬心になると、相手を否定するような悪口を言うことがあります。
悪口を言う原因
不満・ストレス
悪口を言う人は、不満やストレスを抱えています。
そのストレスを発散するため、八つ当たりのように人の悪口を言うことがあります。
八つ当たりで悪口を言っている場合、自分より弱いと思う相手を選んで悪口を言うのが特徴です。
臆病な性格
悪口を言う人は傲慢、強気な性格で、自信に満ちているように見えるかもしれません。
しかし悪口を言う人の性格は臆病です。
悪口を言って相手のイメージを下げたり、悪口グループの中心人物になろうとするのは、自分が安全な立場に身を置きたいと考えているからです。
悪口を言う人は、自分が仲間外れにされたくない不安や恐怖心から、人の悪口を言っています。
悪口を言う人の顔の特徴
目つきが悪い
悪口を言う人は目つきが悪い、目に光がないなどの特徴があります。
また眉間にしわが寄っている場合もあります。
人の粗探しをしたり、自分の不満ばかり探している心が目つきに表れています。
口角が下がっている
悪口を言う人は、口角が下がっているのが特徴です。
悪口を言う人の抱える不満やストレスは、目つきだけでなく口元にも表れています。
老けて見える
悪口を言う人は、顔が老けて見える特徴があります。
人の顔は20代くらいまでは生まれつきの顔立ちをしていますが、30歳以降はその人の人生観や性格が反映されるといわれます。
悪口を言う人は眉間にしわが寄っている、口角が下がっているなどが原因で顔にしわができやすく、実年齢より老けて見えることがあります。
悪口を言う人への対処法
真に受けない
悪口を言われたときは、それを真に受けないことが大切です。
悪口を言う人は、自信がない、ストレスが多いなど心に問題を抱えています。
悪口を言う人はそうした自分のストレスを、悪口を言うことで発散しています。
悪口を言う人の心に問題があるから悪口が出るのであって、真に受ける必要はありません。
同調しない
他人の悪口を言ってくる人がいるときは、その悪口に同調しないことが大切です。
自分が悪口のターゲットにされたくないからと同調していると、周囲の人から自分も「悪口を言う人」と認識され、信用を失います。
同調を求められても「その人のことをよく知らないので分からない」のように、受け流す言葉を使うようにしましょう。
報告する
悪口や嫌がらせが酷い場合は、一人で抱えず誰かに相談しましょう。
学校なら担任やカウンセラー、職場なら上司、会社の窓口などです。
身近に相談できる人がいない場合は、無料の電話相談などもあります。
物を盗まれるなど犯罪行為をされたときは、弁護士に相談することで慰謝料請求できる場合もあります。
自分の気持ちを言う
直接悪口を言われたときは、はっきり「そういうことを言うのはやめてください」のように、自分の気持ちを伝えるのも対処法です。
悪口を言われて黙っていると、エスカレートすることがあります。
「やめて」「どうして悪口を言うんですか」のように拒否や質問をすることで、大人しく黙っていないと意思表示できます。
「あなたの○○が気に入らない」のように言われても、「嫌いだったら悪口を言っても良いんですか」のように言ってみましょう。
何か言われる度に言い返すことで面倒くさいと思われて、悪口を言う人も何も言わなくなる可能性があります。