「なぜか攻撃されやすい」「何もしていないのに嫌われることがある」といった悩みがありませんか?

敵意を向けられることが多いと、自分にも悪いところがあるのかなと思ってしまうかもしれません。しかし、それは相手の嫉妬心が関係していることがあります。

嫉妬されやすい人の特徴と、嫉妬されたときの対処法についてご紹介します。

嫉妬されやすい人の特徴

美人・人気者

会話する女性たち

美人、人気者など華のある人は周囲を惹きつける分、それを良く思わない人もいます。

「見た目が良いだけでずるい」「雰囲気美人なだけだ」など、見た目に関する嫉妬は何の努力もせず恵まれていると思われることから生じます。

高学歴・仕事ができる

高学歴である、仕事ができるなど、優秀な人も努力していますが、「人は生まれつき能力の差がある、だから努力しても無駄」のように考えている人は、優れた人に対し嫉妬することがあります。

また自分と同じくらいのレベルだと思っている相手に対し、ライバル意識を燃やしたり、嫉妬心を起こすこともあります。

経済的に豊か

札束

経営者として成功した人や、親がお金持ちで生活に困らない、働かなくてもいいという人も嫉妬の対象になることがあります。

「成功しているのが羨ましい」「本人は何の努力もしていないのに、遊んで暮らしているなんて不公平だ」などの理由から、経済的に恵まれている人は妬みの対象になりやすいです。

コミュニケーションが上手い

口が上手い、要領が良いなど、世渡り上手な人も嫉妬されることがあります。

世渡り上手も処世術の一つですが、実力重視の人からは気に食わないと思われることがあります。

「口が上手いだけで実力はない」「八方美人だ」と嫌われたり、人と関わることが苦手な人から「上手くコミュニケーションが取れるのは羨ましい」と思われるなど、嫉妬を向けられやすい特徴があります。

充実して見える

笑顔の家族

仕事もプライベートも生き生きして見える人は、現状が上手くいっていない人から嫉妬されることがあります。

「あの人と比べると、自分の生活は寂しいものだ」「私はこんなにストレスだらけなのに、楽しそうで羨ましい」のように自分と比べてしまう人は、生き生きしている人を見ると劣等感を感じ、嫉妬を抱くことがあります。

人間関係に恵まれている

家族、友人、結婚相手など周囲の人に恵まれている人は、それだけで嫉妬の対象になることがあります。

親が毒親の人や、人間関係が上手くいかない人からすると「なぜ自分は孤独なのに、この人は周りの人に恵まれているんだろう」と自分との違いを感じて羨ましいと思い、その気持ちが嫉妬に変わることがあります。

嫉妬されたときの対処法

努力したことを話す(苦労話をする)

散らかった机

嫉妬する人は、あなたがそれを難なく手に入れたのだと思っているから嫉妬している、ということもあります。

例えば人間関係に恵まれていることを嫉妬されるとしたら、「元々人付き合いは苦手だったけど、苦手だからこそ自分から話しかけるようにしている」「コミュニケーション教室に通って人との関わり方を勉強した」のように言えば、努力して今の状態を手に入れたことが相手にも分かります。

更に「以前は話下手で、人に理解されなかったり、孤独なときもあった」のように苦労したこと、辛かったときのことを話すと、良い思いばかりしてきた訳ではないことが分かり、人から嫉妬されにくくなります。

相手に教える

書類を渡す男性

自分が得意なことについて羨ましいと言われたときには、「こうすると良いんじゃない?」というように、相手に知識を教えると嫉妬されにくい状態を作ることができます。

例えば仕事ができる人だと、効率良く仕事を進める方法を周りの人にも教えていたり、美人な人は自分が綺麗になるためにやっている美容法を教えたりというように、自分の知識を周りの人にも分け与えています。

自分だけ良い思いをすると周りに嫉妬されやすくなるので、周りにも幸福を分けて周囲とバランスを保つようにしてみてください。

相手を褒める

okサインする女性

「あなたの○○なところが羨ましい」のような嫉妬の言葉をかけられたときは「あなただって、○○なところがすごいと思いますよ」と、相手の良いところを褒めてみましょう。


人は自分を認めてくれる相手を嫌うことができなくなってくる、という心理があります。

「私には私の良いところがあり、あなたにはあなたの良いところがありますよ」という言葉をかけることで、相手を褒めるだけでなく「あなたと私は別の人間なので、比べるのは無意味です」と遠回しに突き放すこともできます。

更にあなたが相手を褒めることで相手は自分の良いところを自覚でき、自分にも良いところがあると気づいて嫉妬をやめてくれるかもしれません。

嫉妬の受け止め方を変える

考える男性

人は興味のない人には自分から関わろうとしません。嫉妬という形であっても、人から興味を持たれるのは、それだけあなたが優れていると他人から認められている証拠です。

嫉妬する人は心の中であなたの優れているところを認めていますが、それを素直に表すことができない人です。あなたが優れていることが悪いのではなく、相手の性格・精神的な問題なので、あなたが罪悪感を抱く必要はありません。

嫉妬されるのを恐れるのでなく、「嫉妬されるのは、相手から認められている証」と捉え方を変えてみてください。

距離を置く・相手にしない

顔を隠す女性

色々な対策を試してみても、相手の気持ちが一向に変わらない場合は、なるべくその人と関わらないようにしましょう。

敵意を向けられたり、悪口を言われたりするとあなたのストレスがたまるので、必要以上相手に関わらず身を守ることを優先してください。相手は何か大きな悩みやトラウマを抱えており、余裕がなくなっている状態だと考えられます。

相手と話さなければならないときも、なるべく嫉妬されていることへの話題は避けて、話題を別の方向に持っていきましょう。

まとめ

嫉妬されやすい人の特徴
  • 美人・人気者
  • 高学歴・仕事ができる
  • 経済的に豊か
  • コミュニケーションが上手い
  • 充実して見える
  • 人間関係に恵まれている
嫉妬されたときの対処法
  • 努力したことを話す(苦労話をする)
  • 相手に教える
  • 相手を褒める
  • 嫉妬の受け止め方を変える
  • 距離を置く・相手にしない