過去の夢は、現在の自分の心理を表す夢です。

過去の夢は良い夢、嫌な夢など印象の違いで、その夢を見る意味が変わります。

過去の夢を見る意味や心理について解説します。

過去の夢を見る意味・心理

過去を懐かしむ

過去の夢を見る意味の一つは、過去を懐かしむ心理が関係しています。

幸せだった頃を懐かしんだり、あるいは過去に戻りたい気持ちが、過去の夢となっていると考えられます。

嫌な思い出・トラウマの整理

過去の嫌な夢を見る場合、トラウマとなっている記憶を整理しようとする心理があります。

嫌な夢を見ている最中は苦しいと思いますが、目覚めたときに「夢で良かった」とほっとすることはないでしょうか。

トラウマに関する夢は「辛い出来事は、既に過去のものである」と今のあなたに伝えるためのものです。

心の問題を伝える

過去の嫌なことを繰り返し夢に見る場合、あなたの中にまだ納得できない感情が残っていると考えられます。

苦しい、悲しいなどの感情が残っており、過去と現在の気持ちが混同していることを表しています。


自分の過去の問題を清算する、現在と過去を区別できるようになると、それ以降嫌な夢を見なくなる人もいます。

人に関係する過去の夢・心理

昔の友人・知人

昔の友人が出てくる夢は、明るい印象の夢であれば友人を懐かしんだり、もう一度その友人に会いたい思いがあると考えられます。

あるいは、昔の友人のような親しい関係になれる相手を求めている心理の表れです。

暗い印象の夢であれば、今の人間関係で何かしらストレスや問題を抱えていたり、昔の友人のように、人と親しく付き合うにはどうすれば良いか考えている心の表れです。

昔の恋人

昔の恋人と仲良くする夢は、恋人との思い出を懐かしんだり、まだ昔の恋人の存在を忘れられずにいることを表しています。

昔の恋人に冷たくされる、喧嘩するなど悪い印象の夢は、過去の恋人との思い出を忘れようとしている状態です。

また、新しい恋愛に向かっていこうとする前向きな姿勢を意味することもあります。

亡くなった人

亡くなった人の夢を見る場合、亡くなった人の誰であったかや、夢の中の印象で意味が変わってきます。

過去の自分

過去の自分を客観的に見る夢は、現実と過去の区別を付けようとしていることを意味します。

良い印象の夢であれば、過去の幸せだった自分を思い出したり、過去に戻りたいと思う憧れの気持ちがあると考えられます。

嫌な夢であれば「あのときどうすれば良かったのか」という後悔や、同じ過ちを繰り返さないよう解決策を見出そうとしている心の表れです。

時間に関係する過去の夢

昔の時代の夢・心理

古代・中世など昔にタイムスリップした夢は、その時代に関して興味を持っている気持ちを表す意味があります。

あるいは今後自分の身に起こること、警告・暗示などを意味していることがあります。

子供時代の夢

子供時代の夢で、親や祖父母などの家族が出てくる場合、幼少期を懐かしんだり、子どもの頃に帰りたい心理が関係しています。

あるいは、今抱えているトラブルや悩みを周りの人に解決してもらいたい気持ちが表れています。

孤独感が強い夢は、幼少期に十分に甘えられなかった寂しさなどのトラウマ、もしくは現在の自分が強い孤独感を抱えている心理状態を表します。