人が死ぬ夢の意味


人が死ぬ夢は不吉な予兆と捉えられやすい夢です。しかし、「死」は新たな「生」の象徴であり、人が死ぬ夢は新たな人生のスタートを切ることを意味します。

死んだ人物が印象的な夢

自分が死ぬ夢

自分が死ぬ夢は、今までの自分から新しい自分へ生まれ変わることの象徴です。ただし、死んだ原因によっては吉夢ではなく警告夢の場合もあります。雷に打たれて死ぬ夢、蛇に殺されて死ぬ夢などは、災難やトラブルに巻き込まれやすい時期であることを意味します。

両親が死ぬ夢

両親が死ぬ夢は、自立を示す象徴です。自立して生活したいという願望夢がそのまま表れている夢でもあります。両親と暮らしている方は、自己の成長のために自立する時期であることを暗示しています。

兄弟が死ぬ夢

夢に出てくる兄弟・姉妹が死んだとき、その人物は良くも悪くも、自分が今一番気にかけている存在です。兄弟・姉妹はどうしているだろうかと心配している心理も含まれていますが、兄弟・姉妹と不仲な場合、その人に対する嫌悪感、嫉妬など負の念が含まれています。

不仲な兄弟・姉妹が出てくる場合、相手のことに固執すると、自分がその兄弟・姉妹と争って、結局は同族嫌悪、似た者同士の人間になることを警告しています。兄弟・姉妹間で争うくらいなら相手と心の距離を置き、自分の人生を生きることに集中するよう警告しています。

夫・妻または恋人が死ぬ夢

配偶者や恋人などパートナーが死ぬ夢は、これから2人の関係性が変化していくことを意味します。夢の中でパートナーが死んで悲しい気持ちになった場合は、相手に対する愛情を再確認し、2人の絆がより深まっていくことを意味します。パートナーが死んでも何も思わないときは、相手に愛情がない、相手から解放されたいと思う願望夢です。

状況が印象的な死の夢

死にそうで死なない夢

高い所から落ちる、刃物や銃で死にかける夢など、死にそうで死ななかった夢は、まだ新しい人生の転機を迎える時期に達していないことを意味しています。安定していない時期に無理に行動を起こすと失敗しやすいという暗示です。積極的に行動することは控え、目標に欠点がないか見直してみる警告夢でもあります。

死ぬ直前で目覚める夢

死ぬ直前に目覚める夢は、今後の行動次第でチャンスを掴めることを意味しています。夢の中でまだ死ぬことがなかったため、幸運を掴むチャンスは訪れていますが、まだそれを手にする時期ではないことを示す暗示です。チャンスが来たときのために努力を忘れず、準備万端に整えておく時期であることを意味します。

死んで生まれ変わる夢

死んで生まれ変わる夢は、人生の転機が訪れたり、境遇が変化することを意味しています。夢の印象が明るい世界であれば、新しいスタートを切るのに良い時期です。暗い印象の夢であれば、思いがけないトラブルに巻き込まれることを暗示しているので、積極的な行動は控えましょう。