「何を考えているか分からない」と人から言われたことはないでしょうか。
まるで「理解できない人」と言われるようで傷つくという人もいますが、あなたのことをもっと知りたい気持ちから言っているとも考えられます。
何を考えているか分からないと言われる人の特徴や対処法を解説します。
何を考えているか分からない人の特徴
無口
無口な人は、何を考えているのか分からないと思われやすいです。
無口な人は雑談が少なく、普段から必要なことしか話しません。
性格や趣味などが分かりにくいので、何を考えているのか分からないと思われます。
無表情が多い
何を考えているのか分からないと思われるのは、無表情が多い人です。
嬉しいのに笑わない、悲しいのに泣かないなど感情表現が乏しいと、他人は何を考えているのか分かりにくくなります。
自分の意見を言わない
自分の意見を言わない人は、何を考えているのか分からないと思われやすいです。
人の意見に合わせる、何か言われても肯定も否定もしないなど、自分の気持ちを話さないので、何を考えているのか分からないと思われます。
冷静沈着
普段から落ち着いている雰囲気のある人は、何を考えているか分からないと思われることがああります。
冷静な人はトラブルが起きても慌てずに対応できるなど、感情的な態度が少ないのが特徴です。
なぜそんなに冷静でいられるのか心が読めないので、何を考えているのか分からないと思われます。
ミーハー
ミーハーとは流行に敏感な人のことです。
ミーハーな人は流行好きなので、そのときによってはまるものがコロコロ変わります。
この間まで熱中していたものにもう興味がないという態度を見ていると、何を考えているのか分からないと思われることがあります。
天然
天然な人とは、純粋で素直、マイペースなど飾ることをしない性格の人です。
予想外の行動を取ったり、会話では独特の受け答えをするなどの面が個性的で好かれますが、同時に何を考えたらそういう行動を取るのだろうとも思われます。
気分の浮き沈みが激しい
気分の浮き沈みが激しい人は、日によって態度が変わったり、一つの出来事に一喜一憂するなど、落ち着きがない人です。
昨日は機嫌が良かったのに今日は落ち込んでいるなど、態度に差がありすぎると、いつも何を考えているのか分からないと思われやすくなります。
一人で悩む
悩み事があっても誰にも相談しない人は、何を考えているのか分からないと思われます。
一人で悩む人は誰かに相談すると迷惑がかかる、一人でじっくり解決策を考えたいなどの心理から一人で考え込みます。
相談してもらえれば周りも助けられることはないか考えますが、一人で抱え込むので、何を考え込んでいるのか分からないと思われます。
発想力がある
発想力があるアイデアマンは、行動が突飛に見えて何を考えているか分からないと思われることがあります。
発想力がある人はアイデアが思い浮かばないと一人の世界に閉じこもったり、良いアイデアを思いつくと突然行動に移し出すなど、行動に差があるのが特徴です。
他人からするとじっとしていたかと思えば突然活発になるなど、極端なので何を考えているのか分からないと思われます。
独創性がある
独創的な感性、強い個性を持つ人は、何を考えているのか分からないと思われることがあります。
独創的な人は独自の思想やセンスを持っており、そこから新しいものを生み出す能力があります。
画期的な製品、奇抜な作品などを生み出す力を持っているため、何を考えてこのようなものを作る(作れる)のか分からないと思われます。
何を考えているのか分からないは悪口?
何を考えているのか分からないと言われると、理解されないように感じて傷つく人もいると思いますが、悪意があるとは限りません。
人は何を考えているのか分からない人には不安感を持つので、何も言わずに距離を置く傾向があります。
わざわざ「何を考えているのか分からない」と伝えてくるのは、思ったことをただ口に出す人か、もう少し自己主張した方が良いというアドバイス、あなたのことを知りたいと遠回しに言っているなどが考えられます。
何を考えているか分からないと言われたときは、何が原因でそう言われたのか、自分の性格や行動を振り返ってみましょう。
何を考えているのか分からないと言われるときの対処法
自分の考えを整理する
人から何を考えているか分からないと言われるときは、自分自身も何を考えているのか分からなくなっていることがあります。
何を考えているか分からないと言われたときは、自分を見失っていないか考えを整理してみましょう。
自分を見直すことでやりたいことを思い出す、疲れて無理をしていたことに気付くなど、自分の変化や矛盾に気付くことができます。
自分の意見を言う
何を考えているのか分からない言われるときは、日頃から自分の意見を言うことを意識してみましょう。
「私は○○だと思う」とはっきり言うのが苦手であれば「○○したら良いと思うのですが…」のように、提案する形にすると発言しやすくなると思います。
喜怒哀楽を表現する
感情を表に出さない人は、表情や言葉で気持ちを表してみましょう。
嬉しいときは笑う、笑うのが苦手な人は「嬉しい」「ありがとう」と声に出すなど、自分の感情を伝えることを意識してみてください。
そうすることで、あなたが何が好き、嫌いなのかなど、性格や価値観が分かりやすくなります。
自分のことを話す
何を考えているか分からないと言われるときは、普段から自分の性格を話しておくのも対処法です。
例えば一人で考え込む癖がある人は「考え込むと周りが見えなくなる」のように話しておくと、黙っていても周りの人は「何か考え事をしているんだな」と理解できます。
性格が分からないと何を考えているか予測しづらいので、黙り込んでいるのは怒っているのかもしれない、落ち込んでいるのかもしれないなど誤解を生みやすくなります。
周りの人が自分の性格を分かってくれるようになれば、何を考えているのか分からないと言われることは減っていくでしょう。
悩みを相談する
悩み事があったり、トラブルに巻き込まれたときは、信頼できる人に相談してみてください。
そうすることで周りの人はあなたが何を考えているのかが分かるようになり、解決策を一緒に考えてくれる人も現れるでしょう。
また、そうして自分の悩みや弱点などを打ち明けることは人に心を開くことでもあります。
心を開くことが人との距離を近付けるきっかけにもなるため、悩み事があれば一人で抱え込まずに話してみましょう。
その場に合ったコミュニケーションを取る
天然で何を考えているか分からないと言われる人は、その場に合ったコミュニケーションが取れていないと考えられます。
天然と言われる人は、素直な性格の持ち主で人から好かれやすいですが、空気を読まない態度が嫌われる原因になることもあります。
自分の発言や態度がずれていないか心配なときは周りの人の様子を参考にしたり、本や動画でコミュニケーションやマナーの勉強をするなど、一般常識を身に着けるとその場に合った対応が取れるようになるでしょう。
褒め言葉として受け取る
創造力のある人は「何を考えているか分からない」と言われたときは、褒め言葉として受け取っておきましょう。
「何を考えたらこういうものを生み出せるのか」と思われるのは賞賛や感心、面白いなどの意味がこめられています。
自分の創作したものを発表して何を考えているか分からないと言われたときは、何をイメージして作ったのか、どのように作ったのか、何を伝えたいのかなどを説明すると、あなたの考えが他人にも理解できるようになるでしょう。