自分の意見を押し付けてきたり、何かと細かく指示を出してくるような人が身近にいないでしょうか。

そうした人はリーダーというよりは仕切り屋と思われ、自己中心的で迷惑だと思われていることが多いです。

なぜいちいち人の行動に口出ししてくるのか、仕切りたがる人の心理や対処法について解説します。

仕切りたがる人の特徴

権力欲がある

仕切りたがる人は、全て自分で決定したい、他人を従わせたい気持ちが強い人です。

そのため地位や権力への執着心があります。

より良い環境にするために権力が欲しいのではなく、自分の思うままに力を使いたいので権力を求めます。

指示が多い

仕切りたがる人は、職場なら仕事内容だけでなく進め方にまで指示を出すというように、何かと細かい人です。

指示を出すことで仕切っている気分になれるので、些細なことでも自分のやり方を押し付けてきます。

自己主張が強い

仕切りがたがる人は自己主張が強く、他人にも主張を押し付けます。

自分が正しいと思っているので、人の意見は聞かなかったり、否定して聞き入れません。

ただし自己主張は強いですが、他人を思い通りにしたいだけなので、日によって発言が変わる場合もあります。

几帳面

真面目で几帳面な性格の人は、仕切りたがりと思われることがあります。

仕切りたい気持ちはないのですが、細かいことまで気になるので、何かと注意したり口出ししてしまいます。

それが仕切りたがりのように見えて誤解されてしまう場合もあります。

面倒見が良い

面倒見が良いのでつい色々と口出ししてしまい、それが仕切っているように見えている可能性もあります。

細かく教えてほしい人にとっては親切に思えますが、そうではない人には仕切りたがり、おせっかいに感じられることもあるでしょう。

嫌われている

「仕切る」ではなく「仕切りたがる」と思われている人は、嫌われている傾向があります。

自己中心的な目的で他人を仕切ろうとしているのが分かるので、目立ちたがりと思われ嫌われます。

また仕切ろうとして、かえって場を混乱させるような人はトラブルメーカーとして迷惑がられていることもあります。

自分に甘い

仕切りたがる人は、他人に厳しく自分に甘いです。

自分の指示の出し方が悪くても、他人がミスすれば「あの人は使えない」というように相手のせいにします。

自分は仕事ができると思い込んでいるので、自分は何も悪くないと考えるのが特徴です。




仕切りたがる人の心理

自尊心・承認欲求を満たしたい

仕切りたがる人は、何らかの劣等感を抱いていることがあります。

そのため仕切ることで自尊心を満たそうとしたり、自分が下の立場にならないようにしています。

また人を仕切ることで周囲から認められたいという承認欲求を持っている場合もあります。

損得勘定が強い

仕切りたがる人は自分が得することだけを考えています。

リーダーの役目は周囲を支えることですが、仕切りたがりは自分のために人を利用します。

人に色々と指示を出しつつも、困っている人を無視する場合は、損得勘定で動いている可能性が高いでしょう。

完璧主義

完璧主義者は計画通りに物事を進めようとするので、思い通りにならないと気が済みません。

他人に判断を任せず細かいところまで指示を出すので、それが他人を仕切ろうとしているように見える場合もあります。

正義感が強い

正義感が強い人は自分が正しいと思ったことを貫こうとするので、人の話を聞きません。

また「自分がやらなければ」という正義感や責任感があるので、積極的な人も多いです。

自己主張が強いところや、積極的に物事を推し進めようとするところが、場を仕切ろうとしているように見えることがあります。

自己評価が高い

仕切りたがる人は自分に能力があると思っているからこそ、自分がリーダーになるしかないと思って仕切ろうとします。

実際に能力があればついていく人もいるでしょうが、能力が伴わない場合は誰も従わなくなるでしょう。

また周囲の人が自分より能力が低いと思っている場合、見下すような態度を取ることがあります。

仕切りたがる人がうざいときの対処法

断る

「仕切る」ではなく「仕切りたがる」と思われる人は、今までの指示が上手くいっていないからです。

仕切りたがる人の指示に従えないときは、今までの結果から信用できないことや、迷惑であることを伝えてみましょう。

職場では連帯責任を取らされることもあるので、判断力のない人からは自分から距離を置いた方が賢明です。

報告する

>仕切りたがる人が職場にいて迷惑しているなら、まずは上司に相談してみましょう。

仕切る権利がないのに勝手な指示を出したりマイルールを押し付けているなら、上司から注意が入ると思います。

上司にマネジメント能力がないなら、更に上司の人に相談するか、ついていけないと感じるなら異動願いを出すことも検討してみましょう。

褒める

仕切りたがる人の承認欲求が強い場合は、褒めるのも効果的です。

仕切りたがる人のことが嫌いだと、褒めることに抵抗感があるかもしれません。

しかし仕切り屋に嫌われると、普段から他人の行動をチェックしているので、小さなミスでも指摘されることがあります。

それを避けるには仕事を教わったら「さすがですね」と褒めたり、日頃から肯定的な態度を示す方が敵視されにくくなります。

また「この仕事は○○さんにしかできないのでお願いします」というように承認欲求を満たす言葉を加えると、面倒な仕事を代わりにやってもらえる場合もあります。

仕切らせてあげていると思う

仕切られていることにストレスを感じる人は、仕切らせてあげているという風に考えてみましょう。

指示を出す立場にいるだけ、お飾りのリーダーだと思って期待しなければ腹も立たなくなると思います。

仕切りたがる人に能力がなければ、いずれトラブルを起こして身を滅ぼす場合もあるので、つかず離れずの距離感を保って様子を見るのも処世術の一つです。

予想できる結果を話す

仕切りたがる人の話を聞き入れられないなら、リスクについて話すのも対処法です。

考えられるリスクを説明した上で、それでも実行するのか質問してみましょう。

相手の予想していないことを説明できれば、考えを改めてくれる可能性があります。

責任を問う

仕切りたがる人の指示に従えないと感じたときは、責任は誰が取るのか確認しておいた方が良いでしょう。

普段から口出しするだけで、何かトラブルが起きたときに知らないふりをする人なら、自分の権力を誇示したいだけと考えられます。

相手の指示に従って何か起きたとき、責任を取れるのか確認を取るようにすると、何も言ってこなくなる可能性があります。