さっぱりした性格で飾らない、周りに流されないなど、サバサバしている人は自分を持っている人です。

サバサバしている人は冷たい感じがして怖いと思うかもしれませんが、それは思い込みかもしれません。

サバサバしている人の特徴や、本当にサバサバしている人とそうでない人の違いを解説します。

サバサバしているとは

「サバサバ」とは、気分がすっきりするさまのことです。

人のことをサバサバしているという場合は、物事にこだわらない、さっぱりした性格のことを言います。

どのような人がサバサバしていると思われるのか、特徴を解説します。

サバサバしている人の特徴

根に持たない

サバサバしている人は気持ちの切り替えが早く、根に持たないのが特徴です。

トラブルが起こっても解決すれば引きずらない、細かいことは気にしないなど、悩み続けることがありません。

くよくよ悩まずさっぱりした性格なので、サバサバしていると思われます。

芯がある

サバサバしている人は芯のある人で、自分の考えや価値観をしっかり持っています。

自分軸を持っているので、人によって大きく態度を変えたりしないのが特徴です。

自分は自分、他人は他人と考えることができ、精神的に自立している人です。

他人に執着しない

サバサバしている人は、他人に執着しません。

親しい人を束縛する、付け回すなど、相手の迷惑になるような行動は取りません。

精神的に自立しているため、一人の時間を楽しむことができ、自分のことは自分で判断します。

大らかな性格

サバサバしている人は大らかで、細かいことを気にしません。

大まかに物事を判断し、完璧でなくても、大体できていればそれで良いと考えます。

細かいことにこだわってイライラしないので、サバサバしていると思われます。

愚痴や悪口を言わない

サバサバしている人は愚痴や悪口を言いません。

現状に不満があれば行動に移し、言いたいことがあれば陰口を叩くのでなく、相手と話し合いをします。

また他人がネガティブな話を始めると話題を変えたり、その場を離れるなど、自分から話に乗ることはしません。

自分と考えが合わない人のことは否定するのでなく、適度に距離を置くなどトラブルを避けることができます。

行動がテキパキしている

サバサバしている人は発言や行動に無駄がありません。

簡潔に分かりやすく話す、臨機応変に対応するなど、テキパキしているのが特徴です。

グダグダと時間を潰さない姿が、サバサバした印象を与えます。

苦労している

サバサバしている人は悩みがないように見えるかもしれませんが、その状態になるまでには苦労してきた人もいます。

今まで苦労してきた分気持ちに気持ちに余裕が持てるようになり、臨機応変に対応できるようになったとも考えられます。

優しい

サバサバした態度は淡々としていて何を考えているか分からない、冷たい感じがあるかもしれません。

しかし、見方を変えれば必要以上に他人に干渉しないということでもあります。

相手の自由を尊重できる思いやりを持っているのが、サバサバしている人です。




本当にサバサバしている人の特徴は?

自分でサバサバしていると言わない

本当にサバサバしている人は、自分で自分をサバサバしているとは言いません。

サバサバしていると自称する人は、自分がサバサバしている性格だと人から思われたいか、サバサバしている性格なので率直なことを言うが、悪気はないという免罪符として使っていると考えられます。

本当にサバサバしている人は自分の話もあまりせず、自分の性格を言い訳にしません。もし相手の気分を害することを言ってしまったときは、すぐに謝ることができます。

相手の気持ちを考える

自分の言いたいことを何でも率直に話すのは、サバサバしている人ではありません。

言わなくて良いことまで言うのは無神経と思われ、人間関係のトラブルを招く原因になります。

本当にサバサバしている人は、言葉選びには気を遣います。

何事も後腐れがないように対処できる性格、処世術として身についている人が本当にサバサバしている人です。

マナーを守る

何にも捉われず、自分のやりたいようにするのがサバサバしていると思っている人がいますが、それは世間知らず、わがままと思われるだけです。

本当にサバサバしている人は、トラブルを避けるために一般常識やマナーは守ります。

人間関係が複雑になれば、その後の対処が難しくなることが分かっているからです。

自分がどうしたいかだけでなく、その場の状況に合わせて、テキパキと行動に移せる人がサバサバしていると思われます。

せっかちにならない

せっかちな人は行動がテキパキしているため、自分をサバサバしていると思っていることがあります。

ただし、マイペースな人を見るとイライラしてしまう人は、サバサバしているとは言えないでしょう。

本当にサバサバしている人は、自分には自分の、他人には他人のペースがあることを理解し、尊重できます。

そしてマイペースな人がいれば、その人の個性を活かす役割を与えるなど、それぞれの能力を発揮できる場を作ることに長けており、効率化することができます。

黙って人助けする

サバサバしている人は目の前に困っている人がいれば、「どうしたの?」と声を掛けるよりも、相手の困っていることを把握し、黙って手を差し伸べるようなタイプの人です。

本当にサバサバしている人は親切の押し売りはせず、自分の助けが必要だと判断したときにさっと手助けします。

積極的というよりは、陰から見守るような優しさを持っているのが、本当にサバサバしている人の特徴です。