人から馬鹿にされて傷ついたことは誰にでもあると思いますが、それらの言葉の中に忘れられない言葉がありませんか?
その言葉を言われて何故傷ついたのか、忘れられないのかを考えてみることで、あなたの価値観を見つめなおすヒントになるかもしれません。
馬鹿にされやすい人の特徴や、馬鹿にされたときの対処法についてご紹介します。
馬鹿にされやすい人の特徴
自信がない(人目を気にする)
馬鹿にされやすい人は、何かをするときにまず「これをしたら、馬鹿にされるのでは」と恐がる特徴があります。これは自分の意思でなく、人からどう思われるかを主軸に考えている状態(自信がない状態)です。
自分のやっていること、今の状態に自信がないからこそ、人から馬鹿にされることを言われると気になったり、落ち込んでしまいます。
また、馬鹿にされるのを恐れるあまり、自分で馬鹿にされやすい人や状況を引き寄せてしまいやすい特徴があります。
注意・指摘を悪い方向に考える
人から注意・指摘された言葉を悪い方向に捉えてしまう人は、自分が馬鹿にされていると思い込みやすいところがあります。
例えば仕事でできていないところを指摘されたとしたとき、「より良くなるようアドバイスしてもらっている」んだと前向きに捉える人もいれば、「こんなこともできないのかと、馬鹿にされている気がして辛い」のように、自分がダメだと言われたように感じてしまう人がいます。
自虐的な性格
「私って馬鹿だなあ」のように自分を蔑む癖がある人は、他人からもからかわれたり、馬鹿にされやすくなります。
自分を馬鹿にするのは自分を大切にしていない(人より劣っていると思い込んでいる)状態です。自分を大切にできない人は、他人にも「大切にしなくても良い存在」という印象を与え、馬鹿にされやすくなります。
また、自分で自分を馬鹿で何もできない、どうせ失敗すると決めつけているので、自分のやりたいことにチャレンジできず自信が持てない悪循環に陥りやすい性格です。
目立つ存在
頭が良い、美人、センスがあるなど際立って見える人は、何もしていなくても馬鹿にされることがあります。
また真面目な人、一生懸命頑張っている人のことを「優等生気取りだ」のように言ったり、純粋な性格の人を「世間知らず」のように馬鹿にする人がいます。
何かしら目立つ人が馬鹿にされるときは性格が合わない、嫉妬心など、多くは馬鹿にする人の心の問題が原因です。
馬鹿にされたときの対処法
気にしない・無視する
馬鹿にしてくる人は、何らかの不満があるからこそ、人を馬鹿にする形で自尊心を満たそうとします。
人は自分が満たされていれば、わざわざ他人を批判したりしません。人のやることに口を出すのは不幸な人です。
ですから、あなたのことを馬鹿にしてくる人は何か心に問題を抱えているのだと思い、気にしないようにして、自分のやりたいことに集中しましょう。
「これをしたら、馬鹿にされるのでは」と馬鹿にされることを恐れていると、馬鹿にされるような状況や馬鹿にしてくるような人を自分で引き寄せる原因にもなってしまいます。
努力していることをアピールする
嫉妬心から馬鹿にしてくる人は、あなたが何の努力もなくそれを手にしたと思っているのかもしれません。
そういうとき、自分も努力していることを伝えれば、相手は何も言ってこなくなることがあります。
例えば容姿について嫉妬されているなら、日頃から食習慣に気を付けたり、決まった美容法を欠かさず行っているなど経験談を話すことで、美しさを保つための努力をしていることを伝えることができます。
自分を見つめなおすヒントと気づく
人から馬鹿にされた言葉が気になるときは、自分がそのことに対して自信のなさ、コンプレックスを抱えている状態です。
例えば真面目であることを馬鹿にされて気になるとしたら、「真面目な人ほど損をする」「真面目なのは堅苦しくてダサいことだと思っている」のように、あなたが真面目なことに対して良くないイメージを持っていると考えられます。
「真面目な人は、そうでない人より信用されやすい」「真面目であることは人として当たり前のこと。真剣になれない人は何も達成できない」のように、真面目なことを肯定的に捉えていれば、相手に何を言われても気になりません。
真面目な性格が良いか・悪いか・どちらでもないかの判断は、世間の価値観でなくあなた自身のことなので、あなたが決めることです。
人に言われて気になる言葉は、自分の価値観を見つめなおすヒントとして捉えることで、自分が何を思っているのか、どうしたいと思っているのかを考え直すきっかけにつながります。
まとめ
- 自信がない(人目を気にする)
- 注意・指摘を悪い方向に考える
- 自虐的な性格
- 目立つ存在
- 気にしない・無視する
- 努力していることをアピールする
- 自分を見つめなおすヒントと気づく