身近に頭の回転が速い人がいると、そうでない人との違いは何だろうと疑問に思ったことはありませんか?

頭の回転が速い人には共通する特徴があり、それらを参考にすることで頭の回転を速くするトレーニングに活かすことができます。

そこで今回は、頭の回転が速い人の特徴やトレーニング方法についてご紹介します。

頭の回転が速い人の性格・特徴

まとめるのが得意・理解力がある


頭の回転が速い人は話題の中から要点を選び取ったり、相手の表情からその人の考えていることを予想するのが得意です。そのため話し相手がダラダラと話し続けていると、「つまり~ということですよね」というように、相手の言うことを的確な言葉でまとめることができます。

早口で話す

頭の回転が速い人は頭の回転のペースに合わせて会話するので、早口な傾向があります。思いついたことを少しでも多く相手に伝えたい思いから早口になります。人によっては自分の考えていることに集中しているので、周りがついていけないことに気付いていないこともあり、もう少しゆっくり話すよう指摘されることもあります。

何でも効率的に行う


頭の回転が速い人は、仕事や家事もより少ない手数で終わらせるように考えながら行動しています。効率的に動かないのは時間の無駄だと考えているからです。効率的に動けるかどうか分かりやすいのは料理をするときです。

効率的に動ける人は必要な材料を用意し、包丁で切り、食材を火にかけている間に使った道具を洗ったりお皿を用意するなど同時進行で動けます。一方効率が悪い人は必要な食材や調味料を入れ忘れる、火にかけすぎて料理を焦がすというように準備や時間の測り方が雑で、実際に行動したときに失敗を起こします。

咄嗟の判断ができる

頭の回転が速い人は咄嗟の判断力に優れています。思いつくより先に体が動くというように、咄嗟の事故・トラブルを回避する判断が即座にできます。

咄嗟の判断ができるため、スポーツのように瞬発力や一瞬の判断力を迫られるような分野も得意な傾向があります。

頭の回転を早くするトレーニング方法

少ない手数で終わらせる習慣をつける


行動に無駄が多い人、二度手間を繰り返すことが多い人は、やろうとしていることを少ない手数で済ませるにはどう動けばいいのか、頭の中でイメージしてから行動する習慣をつけます。

例えば肉、卵、野菜を使って料理をするときに冷蔵庫を開けて野菜を出すとしたら、同時に肉や卵も冷蔵庫から出しておくことで、何度も冷蔵庫と調理場を行ったり来たりする手間を省けます。食材や調味料の種類が増えるほど、イメージができない人は作業中に無駄な動きや失敗を起こしやすくなります。

これは料理に限らず仕事でも共通することです。無駄な時間を生んでしまったと気付いたときには、どう動けばよかったのかを反省することもイメージトレーニングになります。

早口で話す

小説でも何でも良いので読むものを用意し、あえて早口で文章を読む習慣を作ります。また、早口で文章を読みながらもただ読むのでなく、内容を理解しようとしながら読んでいきます。

早口で読むこと、文章を理解しようとすることで脳が活性化され、物事に対する理解力が早くなるよう鍛えられます。

謎解きをする


物事の解決力を高めるには、問題を解くことをおすすめします。問題集を解く、推理小説を読む、クロスワード、ナンプレ、謎解きゲームをするというように、自分の好きなやり方で謎解きをすると長続きしやすくなります。

問題を解決しようとすることで想像力がはたらき、さまざまな可能性を予測する時間が早くなっていきます。

短時間で答えを出す

人に質問されたときには、答えにつまっても10秒以内に自分の考えを言うというように、制限時間を意識して会話するトレーニング法があります。

時間を意識すると「10秒までに返事をしなければならない」と思い、脳が答えを導き出そうとして集中力が高まります。瞬間的に集中力を高める習慣をつけることで、瞬発力が鍛えられていきます。

頭の回転の速さはトレーニングで鍛えられる

元々頭の回転が速い人も存在しますが、誰でも頭の回転の速さはトレーニングで改善ができます。トレーニングは思いついたときに行うよりも、習慣づけて継続的に行っていくことが大切です。