断捨離は掃除が苦手な人にこそおすすめの掃除方法です。断捨離は大きく分けて「いる物」と「いらない物」に物を分別する掃除の方法で、難しいことではありません。
もったいないと考えて物を捨てられない人でも、勇気を出していらない物を捨てていくことで、次第に自分にとって必要な物とそうでない物の見分けが付くようになっていきます。
断捨離とは?
断捨離とは家に溜まっている不要な物を捨て、定期的に自分にとって必要な物とそうでない物を見分ける掃除のやり方です。
自分に必要かそうでないかを判断できるようになることで家の中に無駄な物がなくなり、無駄な物を買い込むこともなくなります。
断捨離をすると部屋の雰囲気も大きく変わり、自分の生活習慣や運気も良くなるメリットがあります。
断捨離で分かるすごい効果とは?
生活習慣が変わる
人の心理では綺麗になっている場所は、綺麗なまま保ちたいという気持ちがが生まれやすくなります。
そのため断捨離を定期的に行い部屋が綺麗になると、少しの汚れやいらない物が目に付くようになります。
つまり断捨離をすることで床に落ちたゴミを拾う、ホコリが気になったら払うなど自然と掃除をするようになります。
お金が貯まる
断捨離の習慣が身に付いてくると、お店で商品を購入する前に「これは今の自分に必要かな?」と冷静に考えられるようになります。
断捨離を継続すると自分に必要な物が段々と分かってくるようになり、衝動買いがなくなり、お金が貯まりやすくなるメリットがあります。
健康的になる
物が多く整頓されていない部屋に居続けると、圧迫感を感じて次第にストレスが溜まっていきます。
また、ゴミの多い部屋に居続けると空気の流れも停滞するので病気に感染しやすくなります。
断捨離をして不要な物をどんどん捨てて行くことですっきりとした部屋になり、空気の流れも良くなるので心身共に健康的になります。
人付き合いの仕方が変わる
家に物を溜めこむ傾向のある人は、今の自分にとって必要な物が分からない人です。
それは人間関係にも共通することで、掃除ができない人は自分にとって大切な人とそうでない人の違いが曖昧であったり、何でも人に合わせることが習慣になっている人が多い特徴があります。
断捨離が身に付くようになると、必要な物といらない物を見分ける能力が付いてくるようになります。すると、人間関係でも今の自分にとって大切な人、嫌いな人の判別がはっきりしてくるようになります。
仕事の付き合いなどでは人に合わせざるを得ない場面もあると思いますが、嫌いな人、苦手な人とは仕事以外では関わらないようにするなど、自分の気持ちを優先させることが身についてくると、人付き合いが楽になっていきます。
自信がつく
断捨離で物を捨てることは、自分の人生を整頓することでもあります。
以前はよく着ていたお気に入りの服、大切な人からもらったアクセサリーなど、今まで何となく捨てられなかった物が自分に必要ないと感じて捨てられるようになったとき、それは自分の過去にけじめをつける行為でもあります。
いらなくなった過去の物を捨てるのは、今の自分を受け入れるという意味にもつながります。そのため、断捨離を継続していくことで自分のことを大切にできるようになったり、自信がついてくるようになります。
仕事がはかどる
断捨離でいる物といらない物を分けられるようになると、仕事の段取りが上手になっていきます。
今自分がやること、後回しにして良いものなど優先する仕事の順番が判別できるようになり、スムーズに仕事を進められるメリットがあります。
断捨離と運気の関係は?
断捨離をすると恋愛運や仕事運、対人運などがアップするといわれますが、これは確かに当たっていると思います。
断捨離をすると必要でない物とそうでない物の判別が付くようになるので、仕事の段取りも上手くなりスムーズに仕事が進めやすくなります。
また断捨離が習慣付いてくると自分に自信が生まれて前向きに物事を考えられるようになるので、周囲の人にも魅力的に映り恋愛運や対人運が向上するといえます。
断捨離をして部屋に運気を呼び込むというよりは、断捨離をして本人の物事の考え方が変わり、結果的にそこへ良い運気が引き寄せられていくことで、断捨離は運気のアップにつながると考えられます。
断捨離のやり方
断捨離する場所を決めて仕分けする
断捨離するときは、「今日は机の上を断捨離する」「今日はタンスの中を断捨離する」というように、最初に断捨離する場所を決めます。
一気に部屋中を断捨離しようとすると、いる物といらない物の判別が付きにくくなります。
断捨離するスペースを決めたら「絶対に捨てられない物」、「いるかいらないか分からない物」、「いらない物」の3つに仕分けしていきます。
絶対に捨てられない物・いらない物の基準は?
「絶対に捨てられない物」は仕事や学校で使う物や洋服ではスーツ、制服などです。その他は「いるかいらないか分からない物」、「いらない物」に分けていきます。
「いらない物」とはなくなっても困らない物のことです。何年も着ていない洋服、使っていない食器などは「いらない物」になります。
ただし、「いらない物」であってもどうしても思い入れのある物に関しては「いるかいらないか分からない物」に分別しておくのがおすすめです。
迷う物は段ボールに入れる
「いるかいらないか分からない物」は段ボールなどの箱にしまっておき、段ボールに断捨離した日付を書いておきます。
そして半年~1年以上段ボールから取り出さなかった物は「いらない物」としてそのまま処分します。
物を捨てることをもったいないと感じる人は最初は躊躇するかもしれませんが、断捨離が習慣になると、いる物かいらない物かの判断が明確にできるようになっていきます。
断捨離を習慣にしよう
断捨離が習慣になると無駄な物がなくなって部屋が綺麗になり、いる物といらない物が分かるようになるので、浪費を減らせるメリットがあります。
環境が良くなれば人は自然と前向きで健康的になるので、普段自分が暮らす部屋を断捨離することで仕事や恋愛に対する考え方や行動も変わっていきます。
断捨離は始めようと思えばすぐに始められるので、何となく部屋にいてイライラすると感じたら、気持ちを切り替えるために断捨離を始めるのも、断捨離を継続させる1つの方法です。