依存体質とは、人や物に依存しないと生きていけないという考え方を持つ人のことです。

恋愛依存、ギャンブル依存、スマホ依存というように、何かしらの依存を抱えています。

今回は依存体質の人の特徴や、依存体質を治す対処法などをご紹介します。




依存体質の人の特徴

独占欲が強い


依存体質の人は独占欲が強く、人でも物でも、一度手に入れたものは手放したくない気持ちが強い傾向があります。そのため、別れた恋人に復縁を求めて執拗にメールや電話を続けるなどして、ストーカーに発展する場合もあります。

物に依存する人の場合は物が捨てられず、家が常に散らかっていたり、ゴミ屋敷になっていることもあります。

言い訳する


依存体質の人は、自立や努力することが苦手です。人に頼ろうとするので、「私は頭が良くないから勉強は無理」「もう年だから運動はかえって体に良くない」というように、やりたくないことはできない言い訳をします。

依存体質の人は努力を避けるのでいつまでも自信がつかず、何でも人にやってもらえばいい、自分がやらなくてもいいというネガティブな考え方を持っています。

負けず嫌い


「ギャンブルで失ったお金は、ギャンブルで取り返す」という考えを持っている人はギャンブル依存になりやすい特徴です。

パチスロなどのギャンブルは勝率の方が低く設定されていると、冷静に考えれば分かることです。ですから、依存しない人は「〇円まで使ったら買っても負けてももう辞める」というように自分を抑えることができます。しかし、依存する人は一獲千金を夢見て負けの深追いをしてしまいます。

また、ギャンブル依存にはパチスロや宝くじだけでなく、FXや株式投資なども含まれています。ハイリスク・ハイリターンを求めて大金を投資につぎ込むような人も、ギャンブル気質の持ち主といえます。

依存体質になる原因

家庭環境


機能不全家庭、厳しい家庭環境などで育ち、親から愛情を感じられずに成長した人は、不安感を常に持っています。その不安感を抑えるために、恋愛、ギャンブル、買い物などで安心感を得ようと依存体質になることがあります。

恋人・友人の裏切り


大切な人に裏切られたことから人間不信になり、心の傷が癒えない人は物やペットに強く依存することがあります。また、漫画やアニメに登場するキャラクターにしか恋愛できなくなることもあります。

自分を絶対に裏切らないものに依存することで、安心感を得たいという心理があります。

精神病・人格障害


依存が強い人の中には、依存性パーソナリティ障害を抱えている人もいます。依存性パーソナリティ障害は誰かに支えてもらいたい欲求が非常に強く、自分一人では何も決断・行動できないのが特徴です。自分で着る服や持っていく荷物も自分で決められないというように、何でも人に決めてもらうのが良いと考えます。

依存性パーソナリティ障害は幼少期の虐待により自己判断力が育てられなかった、またはDVなどで判断力が一時的に低下しているなど発症する原因は様々あり、病院で精神療法を受けることで改善できます。

依存体質のメリット・デメリット


依存体質の人というとネガティブなイメージが強いかもしれませんが、見方を変えれば依存体質の性格はメリットになることもあります。

依存体質の人が恋愛すれば、まず浮気や不倫をすることはありません。友達になれば、あなたを裏切ることもしないでしょう。ただし、依存体質の人は好きな人を束縛しようとします。

また、物に依存する人には、物を長く大切に使う人もいます。ただし、物が捨てられず家がゴミ屋敷になる人もいるのでそこは人それぞれです。

依存体質のデメリットは、相手の気持ちを考えられなくなる人に見られやすいものです。ストーカーのようにしつこく付きまとったり、何でも人にやってもらおうとしたり、ギャンブル依存で家族に迷惑をかけるというように、自分本位な行動がデメリットに挙げられます。

依存されやすい人の特徴


依存体質の人に依存されやすい人は、優しく頼りがいがあるリーダータイプの人や共感性が高い人が挙げられます。

頼りがいのある人は心の支えになってくれると思われることから依存が始まり、共感性が高い人の場合、「この人は私がいないと駄目だ」と思って依存体質の人の側に自分からいようとします。依存体質の人と長く一緒にいると共依存となり、ネガティブな状況から抜け出せない苦しい関係が続くこともあります。

依存体質を治す方法

依存体質を自覚する


人や物に頼る傾向が強い人は、自分が依存体質であることを自覚しましょう。そうして今まで人に頼んでいたことも、少しずつ自分でやってみることが大切です。

家事、買い物など今まで人に任せていたことを自分で行う、一人旅をしてみるなど、自分で判断する機会を増やすことで人に頼らない自立した考えが持てるようになります。

趣味を持つ


依存は悪いことのように考えられていますが、依存する強い気持ちを他の物事に当てれば、依存ではなく努力家となります。

ギャンブル、買い物、恋愛などに依存すると、目標を見出せないので不安感は消えません。お酒やゲーム、スマホに依存すれば健康問題にもつながります。

依存を倒したいと思う方は、スポーツ、勉強、料理、読書など自己啓発となる趣味を始めるのがおすすめです。

自分が成長できる趣味を持つことで自信を取り戻し、また余計なことを考える時間がなくなるので、悪影響なものに依存することを防ぐことができます。

病院へ相談する


依存が深刻で一人で解決できない場合は、精神科・心療内科へ相談に行きましょう。先にご説明した依存性パーソナリティ障害は精神科・心療内科で精神療法、薬物療法での治療が行われています。

ギャンブルや買い物依存が止められない場合は脳の病気の可能性もあり、「ギャンブル障害」とも呼ばれます。ギャンブルなど強い依存で日常生活に支障を来たしている場合、一度病院に相談しましょう。

以下のリンクサイトからギャンブル障害の治療を行っている病院を検索できます。

リデイズサポートネットワーク

依存体質が治らない場合は相談しよう

人は誰でも何かしらを心の支えに生きていますが、その度合いが強すぎると依存となります。

依存で日常生活に支障が出ている場合は病気の可能性もあり、放置せず病院へ相談することが必要です。

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