自己表現が得意とあえて言う人もいませんが、自己表現力がある方が人間関係をスムーズに進めやすくなります。

自己表現が苦手だと自分の考えていることを相手に上手く伝えられず、人から誤解されたり、何を考えているのか分からないと思われてしまうことがあります。

そういったことを避けるためにも、自分の考えていることを人に話せるようになる表現力を身に付ける必要性があります。




自己表現が苦手な人の特徴

自分の意見・考えを持っていない


自己表現が苦手な人は、自分の意見と他人の意見を混同させているところがあります。

自己表現力がある人は、自分の意見と他人の意見をしっかり分けて考えています。

自己表現できる人は自分の意見や考えを持っているからこそ、人の意見を聞いたときにも、相手に対して自分の思ったことをきちんと発言することができます。

批判されるのが怖い


自己表現が苦手な人は、人前で自分の意見を話すことに抵抗感を持っています。

それは「自分の意見が正しいか分からない」、「意見を言って、他の人から批判されたくない」などの心理があるからです。

しかし、意見が正しいか間違っているかは自分の考えであって、それは人に尋ねてみないと分からないこともあります。

また人に批判されることを怖れている人は、自分を否定されたように感じてしまうタイプの人です。

しかし自分の意見に反対されたとしても、それは意見に反対したのであって、自分の全てを否定された訳ではありません。

自己表現が苦手な人はそうした認識が曖昧な面を持っており、自分の意見をしっかり言えないところがあります。

言葉選びができない


自己表現がうまくいかない人の中には、その場に合った言葉選びができないことから苦手意識を感じる場合もあります。

言葉選びができないのは、人付き合いが苦手であったり、人見知りであったりして人付き合いを避ける傾向がある人に多い特徴です。

人付き合いが苦手な人が自己表現力を高めるには、日頃から人が意見を話すときにどのように話しているかを観察したり、読書することで改善することができます。

自己表現力を高める必要性はある?


自己表現力を高めることでデメリットが発生することはないので、自己表現力を高めることは良いことです。

自己表現というとスピーチや面接などを想定すると思いますが、日記を書く、本を読むといったことも自己表現を高めるきっかけになります。

社会に出ると、必ず自分の意見を求められるときが来ます。そうしたときに自己表現力が身に付いていると、しっかりと自分の考えを述べることができます。

また仕事の場合は意見を発言することも仕事の内なので、自分の意見を言えない人=仕事ができない人という目で見られてしまうこともあります。

特に学生の方は就活のとき、社会人になったときに困らないためにも、今の内から自己表現を高めておく必要性は十分にあります。

社会人の方も今から自己表現力を高めておくことで、自分の意見や提案を承諾してもらいやすくなる、転職で今まで何をしてきたのかアピールが上手くなるといったメリットがあります。

自己表現力を高める方法

目標を持つ


自己表現力を高めるには、仕事、恋愛、趣味などで何か目標を作ることから始めてみてください。

5年後にはこんな仕事をしていたい、婚活をして結婚は何歳までにしたい、趣味で作った作品を展示会に出展する、スポーツ大会に出場するなど将来に向かって何か目標を持つことで行動的になります。

行動的になると自然と自分をアピールしなければならない機会が増えてくるので、結果的に自己表現力を高めるチャンスが増えます。

場数を踏む


自己表現が苦手な人は、批判や失敗を怖れて自分の考えを言えないところがあります。

それではいつまでも自己表現力が上がることはないので、人前に自分を出すことに慣れる必要があります。

人前に立って話すということが苦手であれば、最初はネットで自分の意見を話してみるとか、自分で創作した作品物を世に出すといってことでも構いません。

自分が何かを人前で表現すれば、必ず何かしらの応えが他の人から返ってきます。そうした応えをたくさん貰えるようになると、自分に自信が付いてくるようになります。

批判を怖れない


自分の考えを述べて称賛や賛成の声を上げてくれる人もいますが、ときには批判や中傷もされることは誰にでもあります。

そしてどこにいて、何をしていても、自分を批判をしてくる人は必ず存在します。社会心理学においても、10人いれば、その内の2人とは大体自分と考えが合わないという統計が出ています。

社会に出れば10人といわず多くの人と関わることになるのですから、自分に賛成してくれる人数も、反対してくる人数ももっと増えることになります。

社会はそのような人間心理で形成されているという仕組みを知れば、人の言葉に一々捉われているのは時間の無駄だと気付きます。

読書で言葉の表現力をつける


読書は言葉の表現力を向上させる効果があります。新しい語彙を覚えられるだけでなく、様々なシーンで登場人物がどういった反応をして、どのように問題を解決していくのかというストーリーは、私達の実生活に役立つこともあります。

また本を読んだ後に「この本はどんなストーリーで、それについて自分はどのように感じたのか」を考えることも自己表現力の向上につながります。

読んだ本のストーリーについて疑問があれば、その本を知っている人、またはネットを使って「私はあのシーンは~だと思ったのですが、皆さんはどう思いましたか?」と問いかけて意見を交換することも自己表現の練習となります。

何にでも疑問を持つ


自己表現が生まれる元になるのは、「これは何でこうなるの?」「どうしたらこんなことができるの?」という疑問の心です。

芸術も、芸術家たちが抱く「人が生きる意味とは?」「今の世の中は正しいのか?」といった疑問から生まれています。

何かに疑問を持ち、それに対して自分の意見を考えて、それを人に伝えることは自己表現力を高めます。芸術の場合はそれを作品を通して行っています。

仕事でも分からないことがあったら自分で調べる、それでも分からなければ人に訊く、学んだことは他の人にも教えたり、忘れないようにメモしておくというインプットとアウトプットを繰り返す習慣を付けることで、自己表現力が高まっていきます。

自己表現力は経験の積み重ねで高める


自己表現力が苦手な人の場合は、人よりも自己表現力を高めたいと意識する必要があります。

そして日頃から何に対しても疑問を持ち、それに対して自分の考えを持つことが自己表現力の向上につながります。

読書で言葉の表現力を身に付け、自分の考えをどう思うか、他の人に意見を尋ねて話し合うことができれば、徐々に自己表現力は高まっていきます。

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