真面目なのに仕事ができないといわれる人が身近にいたり、自分自身がそうかもしれないと思うことはありませんか?

せっかく真面目なのに、仕事ができない無能と判断されてしまうのはもったいないことです。

今回は真面目なのに仕事ができない人の特徴と、無能と言われないための対処法についてご紹介します。




真面目なのに仕事ができない人の特徴

真面目過ぎる・融通が利かない


真面目なのは良いことですが、真面目過ぎるとなると、悪く言えば融通が利かない、頑固という印象を持たれやすくなります。

真面目で融通が利かない人は、人の意見を聞き入れず自分の意思で行動するところがあり、人間関係のトラブルを起こしやすいところがあります。

真面目過ぎる人の中には完璧主義な人もいますが、完璧主義を仕事で貫こうとすると、こだわりが強くいつまでも仕事が終わらないというように、仕事の進捗状況に影響が出てしまうこともあります。

緊張・プレッシャーを感じやすい


真面目過ぎる性格の人に多い傾向ですが、真面目な気持ちが強い人ほど常に気を張っていたり、緊張しすぎてしまうところがあります。

きちんと仕事を成功させなければならないという思いが強いあまり、あせってしまう気持ちやプレッシャーが生まれ、本来の自分の力を発揮できなくなってしまいます。

深刻に考える


真面目でプレッシャーを感じやすい人ほど、「仕事で評価されたい、失敗したくない」という気持ちが強く、物事を深刻に考えてしまうところがあります。

深刻に考えているときは強迫観念に振り回されているような状態になるので、冷静に物事が判断できず、かえって失敗を起こしやすくなります。

要領が悪い・頑張りすぎる


真面目で融通が利かない人は、何事も全力で頑張りすぎてしまうところがあります。その気持ちは大切なのですが、適度に肩の力を抜かなければ、いつかは息切れしてしまいます。

場合によっては燃え尽き症候群に進行する可能性もあるので、頑張るときは頑張り、休むときは休むという切り替えができるようになることが必要です。

真面目過ぎる人が無能と言われないための対処法

頑張りすぎない


真面目過ぎる人はもう少し楽観的な考え方をした方が、ちょうど良い精神状態で仕事がしやすくなります。

楽観的というのは、物事を無責任に考えないことではありません。大体の仕事の進捗のイメージを持っておき、とりあえずその予定通りに進めてみようと考えることです。

真面目過ぎる人は、仕事を始める前から「○○が△△だったらどうしよう」というように、あらゆる不安やリスクを始める前から考えるところがあります。

それはリスクに気付ける視点を持っているという点では悪いことではありませんが、不安や心配が強くなり、結局行動を起こせなくなってしまう、仕事でミスをしてしまうのでは、せっかくの良い面も悪い方向に働いてしまいます。

事前に準備をすればさらにリスクを減らせるのですから、不安な気持ちが起こるときは、まず仕事の準備を進めながら具体的な仕事のイメージを固めるというように、実際に行動を起こすことで不安を減らしていくことをおすすめします。

心配事のほとんどは妄想だと気付く


アメリカ・ミシガン大学の調査によると、人間が想像する心配事の80%は現実には起こらず、残りの16%は準備をすることでリスクを避け、準備をしても失敗になる確率は4%という統計が出ています。

この統計から考えると、真面目過ぎる人は2割の不安を拡大視してしまう傾向があるといえます。

「そんなことはない。悪いことほど現実になる」という人がいますが、おそらくそれは本人が不安を常に抱えているのが原因です。

不安感が強い人は冷静な判断ができず、自ら無意識に悪い方向へ進む選択肢を選んでしまうことがあります。

また、人は引き寄せの法則という因果の性質を持っているので、良いことも悪いことも強く念じるほど現実化させてしまう力を持っています。

つまり「仕事で失敗したくない」という不安な気持ちは、不安になるようなトラブルを引き寄せるということです。類は友を呼ぶというように、似た感情は似た性質の感情をもたらすものを呼んでしまいます。

しかし、この法則を逆手に取りポジティブなイメージを持っていれば、前向きな気持ちで行動できるようになり、仕事も順調に進みやすくなります。

そして前向きに行動している方が、トラブルに巻き込まれたとしても解決するヒントを見つけたり、誰かの助けを得られる機会が自然と増えていきます。人は不安で行動を起こさない人よりも、前向きに頑張っている人を支えたいと思うものだからです。

準備をする


自分では真面目だと思っていても、他人からは気が利かないと言われる人は、本当に真面目な人ということはできません。

気が利かない人は言われたことだけやっていればいいと考える傾向があり、1つの仕事が終わると何をすれば良いか分からない状態になってしまいます。

本当に真面目な人は、仕事を始める前に必ず仕事に必要なものを準備し、大体の仕事の進捗イメージを持って毎日仕事をしています。

つまり、気が利かないと言われてしまうのは、準備不足や仕事のイメージが頭に入っていないことが原因です。

仕事のイメージが分かっていれば、今自分が何をすれば良いのかということは、考えなくても自然に分かるようになります。

どうしても仕事でやることが分からないときは、上司にやることがないか相談します。上司から与えられる仕事を待っているのではなく、自分から行動を起こしましょう。

言われたことだけやれば良いという考えを捨てる


真面目で融通が利かない人は、学生時代の感覚が抜けていないこともあります。

会社は学校と違い、受動的でなく能動的に動く人の方が評価されます。経営者やフリーランスとなれば、自分から行動を起こさなければお金は稼げません。

例えば上司が電話をしていたとして「手が離せないから、何かメモするものを持って来てほしい」と言われたとします。そこで、気の利かない人はメモ帳だけを渡します。

なぜかと聞くと「ボールペンくらい上司は持っていると思ったから」といいます。

気が利く人はメモ帳だけでなく、ボールペンも一緒に渡します。上司が実際にボールペンを持っているかどうかは関係なく、こうした気遣いは上司からは気が利く部下だと判断されます。

ボールペンの話はあくまで分かりやすい例ですが、「言われたこと+α」の行動を起こすことは、仕事にも共通する大切なことです。

ただし、仕事の場合は事前に「この仕事が終わったら、次はこの間お話しした○○の仕事を始めても良いでしょうか?」というように、自分から上司に確認を取りましょう。そうすることで「余計なことはするな!」と上司から怒られる心配もなくなります。

こだわりを減らす


真面目で完璧主義な傾向がある人は、自分のこだわりと仕事の進捗状況を秤にかけるクセをつけてください。自分のこだわりで仕事に遅れが出るようでは、完璧主義も本末転倒です。

周囲の人からは完璧主義ではなく、こだわりが強く仕事が遅い人という印象を持たれるでしょう。

職種にもよりますが、一般的な会社勤務の仕事で評価されるのは、結果をより早く出せる人です。

こだわりが評価される職種といえば、デザイナーや芸術家、ミュージシャン、パティシエ、建築家など、クリエイティブな職業に就いている人です。

クリエイティブ系以外の職業の場合、締め切りに間に合いそうになければ自分のこだわりは諦めるか、上司にこだわる理由を相談しましょう。理由が納得できるものであれば、締め切りを伸ばしてもらえる可能性もあります。

周囲の人の意見を聞き入れる


真面目な人は他人の意見を聞かず、自分の考えだけで行動するところがあります。

その判断が正しければ仕事には問題ないのですが、会社のように複数の人が所属する場所では、頑固で融通の利かない人と思われてしまうことがあります。

人からアドバイスを受けたときには、それが受け入れられない考えでも「たしかに、そういう考え方もありますね」というように、相手の意見を聞き入れる姿勢を持ちましょう。

加えて参考にしておきますと相手に伝えれば、頑固で融通の利かない人という印象を持たれることはなくなります。

真面目な性格は良いことに活かそう

真面目な性格は人から評価されたり信頼されやすいものですが、それが悪い方向へ働くと、融通が利かない、要領が悪いというようにマイナスの印象を持たれてしまいます。

真面目な人はこだわりが強い面を持っていますが、そのこだわりを減らして、ときには人の意見を聞き入れることでより好印象を持たれやすくなります。

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