人は生きていれば誰でも一度は人に嫉妬したり、憧れたりするものです。ですが、嫉妬と憧れの気持ちは紙一重ともいわれています。今回は、嫉妬と憧れの二つの気持ちの違いをご紹介したいと思います。




そもそも嫉妬とは?


嫉妬には相手を羨ましいと思う気持ちが含まれており、その気持ちの度合いが強くなると嫉妬になります。「あの人ばかりずるい」という気持ちがある場合、それは嫉妬です。嫉妬は、嫉妬を抱かれる方も良い気持ちはしませんが、嫉妬している本人にとっても良いことはありません。

嫉妬が始まると負のオーラをまとうようになり、顔付きも暗い表情に変わり、周りの人を遠ざけてしまいます。運にも見放されやすくなるため、何一つ良いことはありません。

嫉妬の気持ちへの対処法は?


嫉妬とは、相手が自分にはないものを持っていて、それを羨ましいと思うからこそ生まれる感情です。しかし、どんなに羨ましくても他人は他人と割り切れるようにならないと、いつまでも周りの価値観に振り回されて、嫉妬している本人はどんどん不幸になっていきます。

嫉妬の気持ちに支配されやすい人は、他人の羨ましい面を見るよりも、自分の良いところを探す努力をしてください。人は生まれ持ったものも、育った環境も、価値観も同じ人間はいません。

皆それぞれ、心の中は似たようでいて、全く違っています。人は違っていて普通なのですから、自分の物差しで他人と自分を比較すること自体には、何の意味もありません。

嫉妬に意味を見出すことができるのは、自分は嫉妬しているという感情を受け止めて、自分自身も努力して成長しようとする向上心のある人だけです。嫉妬していて何も行動を起こさない人は、自らの嫉妬の感情で周りや自分自身の心を傷付け、どんどん不幸になっていきます。

憧れとは何?


憧れの感情には、相手がとても素敵だと惹かれる気持ちが含まれています。羨ましいという気持ちも含まれてはいますが、尊敬という気持ちが湧き起こるため、マイナスの感情は生まれません。

嫉妬とは違い、憧れを抱く人も心に喜びに近い気持ちが生まれます。表情もキラキラと輝くため、プラスのエネルギーが満ちていきます。マンガなどで憧れの存在がキラキラと輝いていたり、人気者を見る人々の目が輝いているのは、正にこうした心理を描写しているといえます。

憧れの気持ちの活かし方は?


憧れとはその瞬間には強く湧き起こってきても、ほとぼりが冷めればその気持ちを忘れてしまいがちです。せっかく憧れとなるような存在が現れたのですから、憧れの人から何か学び取れることはないか考えてみましょう。

ファッションなど目に見えるものを真似るのはあからさまなので、見た目のことで参考にするのは芸能人だけにした方が良いです。服装などで身近な人の真似をすると、つきまといやストーカーと思われる可能性もあります。

身近な憧れの存在で参考にしてほしいのは、その人の心構えです。ポジティブな物事の考え方、諦めない心、向上心など、周りの人に勇気や元気を与える態度は、その人自身も幸福にしていきます。

最初は、日々の物事を前向きに考えるフリでも構いません。最初はフリでも、そういった気持ちを重ねていくうちに、本当に前向きな心になっていきます。

嫉妬と憧れに分かれる気持ちの違いは?


嫉妬と憧れに分かれる違いは、その人の生まれ育った環境も原因の一つです。親から何か、誰かと比較されて育った人は、自分のことを肯定できず、人を羨み、嫉妬しやすい傾向があります。

幼少期から兄弟や親戚など身近な人、アニメのキャラクターなどに憧れを抱きやすい人は、人に憧れを持って接する傾向があります。

嫉妬を抱きやすい人は、親や兄弟など、身近に自分を否定してくる人がいなかったか思い出してみてください。そういった人が身近にいた場合、大人になってもその心の傷を引きずっている可能性があります。

思い当たらない場合は、元々自己肯定感が低い性格の可能性があります。自分を素直に認められない原因を理解し、自分を大切にするように生きていくと、本当に自分自身を認められるようになっていきます。

嫉妬と憧れはプラスのエネルギーに変えよう


嫉妬心や憧れの感情を自分のために活かすか殺すかは、その感情を抱いた人次第です。嫉妬や憧れを活かせる人は、日頃からその人から何かを学び取ろうと考え方や行動を変えて努力しています。マイナスの感情からは何も生まれないので、嫉妬や憧れは新しい成長のチャンスと捉えてみてください。

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