八つ当たりする男性・女性の心理は?


仕事が順調に進まず八つ当たりをしたり、子供がいうことを聞かずイライラして「言うことを聞きなさい!」と子供に怒る親など、八つ当たりをする光景を目にしたことはありませんか?こういった人たちはなぜ八つ当たりをしてしまうのでしょうか?今回は八つ当たりする男性、女性の心理についてご説明します。




八つ当たりする人は不安を抱えている


物事が上手く進まなくなると誰でも「どうしよう」と悩んだり、解決策を考えようとするものです。しかし八つ当たりをする人は、トラブルが起こると不安を感じる気持ちが強くなり、自分ではストレス抱え込み切れなくなることから、八つ当たりをして気持ちを分散させようとします。

八つ当たりされる方からしてみればたまったものではありませんが、八つ当たりする人がイライラし始めたときは「どうすれば良いのか分からない!」「誰か助けて!」という不安や迷いの気持ちが隠されている態度であるといえます。

八つ当たりする人は責任感が強い


八つ当たりをする人というと、周囲に当たり散らしているイメージがあるため、一見すると迷惑で無責任な行動のように見えます。しかし八つ当たりをする人は、実は責任感が強いからこそ八つ当たりをしてしまうという心理があります。

例えば上司が部下の仕事ぶりが思わしくなくてイライラしている場合、「どうして期待しているような仕事の成果を出してくれないんだろう」「どうすればもっと効率良く仕事をしてくれるのだろう」「部下に対する自分の仕事の教え方が悪いんじゃないか」というような不安を抱えている場合があります。部下の面倒を見ることに責任を感じ過ぎているために、それがストレスとなって八つ当たりになる場合があるのです。

責任感が強いことは悪いことではありませんが、八つ当たりという態度の表し方は良いとは言えません。また、部下の仕事ぶりはどうであれ、上司が抱えている不安や責任感は、上司が勝手に感じている感情ともいえます。この場合、ストレスを感じるということは、部下が自分の思い通りに動いてくれないから生じているものです。

しかし、自分の思い通りに動いてくれる都合の良い部下などいません。八つ当たりをする人は思い通りに動いてくれない部下に対して怒りますが、怒りの原因は自分がイメージしている期待と現実の差に対してストレスを感じているのですから、本来は部下に怒るのではなく、自分の中で感情の整理をつけなければいけない問題なのです。

八つ当たりする人は思い込みが強い


八つ当たりをする人は「こうでなければいけない」という固定観念や思い込みが強い傾向があり、その基準に達しないトラブルが起こるとストレスを感じます。そのため八つ当たりをする人は、完璧主義のような性格であるともいえます。

しかし、思い込みが強いばかりに八つ当たりを続けていると、周りの人からも嫌われるようになり、自分自身も責任感に苛まれて苦しい思いをするようになります。八つ当たりをするクセがある人は、人に当たる前に、なぜ自分はイライラしているのか自問すると、自分が抱えている不安の原因が分かります。

八つ当たりするイライラの原因は、自分の力ではどうにもならないと思っている問題がほとんどです。八つ当たりするほどのイライラの原因は、そもそも自分の勝手な期待や思い込みではないのか、問題を深刻に考え過ぎていないかなど、自分の心を冷静に見詰める必要があります。

完璧主義な人の心理については、こちらの記事で詳しくご説明しています。
完璧主義な人の心理は?メリットとデメリットは?

八つ当たりする人は心が弱い


八つ当たりする人は自分で問題を抱えきれずに八つ当たりするため、心の弱い人であるといえます。八つ当たりを繰り返す場合は、問題解決の能力がない、解決しようとする努力をしていないともいえます。

八つ当たりをする人は自分では処理しきれない怒りを周りにおすそ分けしている状態ですので、周りの人からしても迷惑な態度です。八つ当たりをする人は心が弱く、ストレスの処理の仕方が下手であるといえます。

八つ当たりされるときの対処法は?


八つ当たりをする人が仕事場にいる場合は、周囲の人もいつ八つ当たりされるのではと嫌な気持ちになってしまいます。もし八つ当たりして来る人がいる場合は、責任感や不安に苛まれているんだなと八つ当たりする人の心のことを冷静に考えてみてください。

八つ当たりする人の言葉を一々真に受けているとこちらもストレスになるので、理不尽なことを言われた場合も、相手は不安で混乱している状態ですから、今はまともな発言ができないほどパニックを起こしているんだと考えるようにしてください。

八つ当たりをする人は、八つ当たりすることがストレス解消のクセになっているので、周りの人が注意したくらいでは、なかなかそのクセは治すことはできません。そのため八つ当たりをされた場合は、相手を変えようとするのではなく、自分の考え方を変える方が、八つ当たりされたときのストレスを減らすことができます。

また八つ当たりと思えるような言葉の中には、相手のことを考えている気持ちが含まれていることがあります。普段から自己中心的な行動を取っている人の場合はただの八つ当たりの場合がありますが、責任感の強い人の八つ当たりの場合は、実は心配をしてくれている気持ちが隠れていたりすることもあります。

毎日イライラして八つ当たりしてくる人がいたとしても、「八つ当たりするほどに、責任感や不安を抱え切れずに追い詰められているんだ」と考えれば、八つ当たりされてもイライラする気持ちを減らすことができます。

八つ当たりは周囲への甘えです


八つ当たりする人は自分のストレスを周りにぶつけて発散しているため、周囲の人に対して依存的に甘えているとも考えられます。ストレスの発散が上手な人は、そのストレスのエネルギーをスポーツや趣味に活かして上手に発散させることができますが、八つ当たりする人はそうした発散方法を知らないために、周りに当たり散らします。

これは八つ当たりする人にとっても周りの人にとっても良くないことですが、八つ当たりをする人がそのクセを治すのは難しいです。仕事場や家庭に八つ当たりする人がいる場合は、なるべく距離を置くのが一番良いですが、もし理不尽なことを言われた場合も相手はパニックを起こして感情的になっている状態ですから、その言葉をまともに受け取らずに聞き流すようにしてください。

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