ギャップ効果とは?


ギャップ効果とは、第一印象と実際に話してみたときの印象が大きく違うときに生まれる効果のことです。人は相手のことが分からないほど、見た目や言葉遣い、服装などから相手のことを判断しがちになります。

しかし実際に話してみると、「大人しいと思っていたけれどよく喋る人だった」「冷たそうだけど本当は優しかった」というように、自分が抱いていた印象とは正反対の性格の場合があります。最初に抱いていた印象と後で見る印象の差が大きいほど、より後で見る印象が強く感じられます。




ギャップは誰にでもあるもの?


人間は誰でも家での自分、会社での自分、友達の前での自分、というようにいくつもの面を持ち合わせて生活しています。これはその場に適したイメージの自分を無意識に装う行為で、心理学では「ペルソナ」といわれます。

会社では無口で真面目な印象の人でも、家族や友人とはワイワイ騒ぐという人もいます。その差が大きければ大きいほど、ギャップがあると認識されやすくなります。つまり、ギャップは誰にでもあるということになります。

ギャップ効果は恋愛に応用できる?


ギャップ効果は恋愛にも応用できます。ただし、わざとギャップ効果を狙って「私、実は○○なんです」というように自分でアピールする発言は、自分でそんなこと言う?と思われて、逆に引かれる可能性があります。

例えば「私って無愛想だとか冷たいっていわれるんですけど、本当は優しいって言われるんですよね」と言っても、聞いている方からしてみれば、実際に優しいと思えるような面を知らないと「そうなんだ」と言うことしかできません。

そのためギャップ効果を狙う場合は言葉ではなく、行動で示す必要があります。

例えば普段無愛想な人が困っている人を咄嗟に助けた場合、「この人って無愛想だけど、優しいんだ」と人から思われやすくなります。実際に人を助けている訳ですから、言葉よりも余程説得力があります。

料理上手をアピールしたいのであれば実際に料理を振る舞ったり、仕事でアピールしたいなら実際に成果を出すなど、ギャップ効果を狙ってアピールしたいときは、実際に行動してみることが大切です。

ギャップ効果はマイナスイメージがあるほど効果的


ギャップ効果は、第一印象でマイナスイメージを持たれやすい人ほど効果的になります。第一印象が良いのは一見良いことのように思えますが、最初のイメージが良い分、何かの拍子に少しでも嫌なイメージを持たれると、悪い意味でのギャップ効果が生まれやすくなってしまいます。

しかし初対面でマイナスイメージが持たれやすい場合は、最初に良いイメージを持たれていない分、良いことをするとその分良い意味でのギャップ効果が生まれやすくなります。例えば強面の人が子供や子犬を可愛がっていたら、「この人って怖いと思っていたけど、意外と優しいのかも」と思われるギャップ効果が生まれます。

普通の人がただ子供や犬を可愛がっているのはただ子供好き、犬好きという印象を抱かれるだけですが、強面という怖いイメージがある分、良いことをするだけで、普通の人より良い印象を持たれやすくなる効果があります。

ギャップ効果を生み出すためには?


ギャップ効果は意図して狙う効果ではないと思いますが、第一印象でマイナスイメージを抱かれやすい人は、仕事でも趣味でも何でも良いので、「どうして私は嫌われやすいんだ……」と悲観する前に、まずは人の役に立とうとする心がけを持つことが大切です。

人は他人の役に立つことで、はじめて社会的に自分や他人を認めることができるようになります。人の役に立つということは、誰かを助けることです。人は、他人を助けようとする人に悪い印象を抱くことはありません。

何か裏があるのではと勘繰る人もいますが、それはその人の経験や価値観から生まれる考えであって、必ずしもあなたが悪いとは限りません。また、そういった反応をされると落ち込んでしまうかもしれませんが、そういう人のことは気にせず、日頃から何か自分が人にできることはないかアンテナを張っておくことが大切です。

あなたが人の役に立つことで、必ず感謝してくれる人は現れます。人の役に立とうとする人をお人好しだといって嘲笑うようなことをする人もいますが、そういう人には言わせておけばいいのです。

人は、口であれこれ言う人よりも実際に行動している人を信用しますから、あなたが人の役に立てば立つほど、あなたを嘲笑う人よりも信用を勝ち取ることができるようになります。

ギャップ効果は行動で表そう


第一印象でマイナスイメージを持たれるのは損、といわれていますが、ギャップ効果を上手く利用できれば、就活や仕事でも普通の人より有利な手段を持っていることになります。

マイナスイメージを持たれやすい人は、人の役に立つことで普通の人より良い印象を持たれやすくなるので、まずは言葉でなく行動で人の役に立つよう心がけてみてください。

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